2018年2月2日金曜日

森友疑惑国会審議:野党は攻めているが政府・与党がはぐらかしているだけ

疑惑解明が進んでいないために今国会も森友学園疑惑は追及されてしかるべきだが、野党は良く追求しているが政府・与党ははぐらかせる答弁を繰り返し真相究明に至っていないのだ。

メデイアは攻めきれない野党の姿勢を批判するが、そんな事はない。2日の新聞報道でも共産党は新しい情報で追求している。一方で財務省は前川前理財局長の「破棄発言」を見直しているのだ。

政府・与党は数の力で真相究明を妨害している。これが与野党拮抗する状況であれば安倍総理は辞任すべき状況に至るのではないか。

今回の疑惑の特徴は、政界史上稀にみる総理夫婦揃っても悪巧みだ。

追及を受ければまずい参考人を飛ばした。昭恵夫人秘書はイタリア大使館に栄転、前川前理財局長は国税庁長官に栄転、1年もすれば天下りが約束されている。

いつまで通用するか分からないウソ、ついには整合性がつかなくなって新しい文書の存在を認めたか。

関係機関の官僚の良心がいつまで持つか。国家公務員は「国民の公僕」ではなかったのか。

国民に取って失うものは大きい。国民の財産である国有地の格安払い下げ、公明、公正な政治、行政への信頼が大きく失われた。

こういう事態を作ったのも国民に責任がある。自民党に多大な支持をし野党を遙かに超える議席を与えたことだ。数の力で真相究明が妨害されているのだ。


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