2023年2月24日金曜日

統一地方選で自民保守分裂?:長期政権での制度疲労か浄化作用か

 何と言っても自民党長期政権は長すぎる。途中、細川政権のような非自民連立政権、3年ちょっとの民主党政権があったり、一次安倍政権、福田政権、麻生政権、菅政権のような1年弱の短期政権も経験したが、それにしても長い。

そして、総裁規約を変えての第2次安倍政権は8年の長期だ。当初はアベノミクスでやる気を見せていたが、次第に私利私欲の政策で民主政権の根幹を揺るがす事態にもなった。

そして最後は旧統一教会との癒着だ。政治とカネの問題も絡んで組閣する度に不祥事が明るみになり更迭される大臣が続出した。、

旧統一教会問題は地方議会も揺るがし、「関係断絶」を宣言する地方議会も出てきたが、旧統一教会信者も黙ってはいない。請願権侵害と提訴する動きが。

それにしても10増10減で選挙区移動も出てきて議員生命をかける保守系分裂の機運が出てきた。

自民党本部の言うことを地方が聞かない。県連は公募と言いながら決定がギクシャクしている。

国会での活躍の場がなくなった議員が県知事に天下りを狙っている。これが現役や若手候補者と熱い戦いだ。

また、どうしてか多選組が多い。以前多選禁止などと言っていたが、ご都合主義か。利権者の支持で長期政権を維持できるのか。野党が弱い県では多選が多いか。

これじゃマンネリだ。若い意欲を持った候補者が出にくくなっている。

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