2023年2月1日水曜日

日本、NATO関係強化:欧州大西洋、インド太平洋の安全保障構築

 

ロシア、中国の共産主義一強独裁政権の「力による現状変更」の脅威にNATO, インド太平洋地域の日本を含めた諸国が団結して対峙する構図が出来上がろうとしている。 

NATOのストルテンベルグ事務総長が訪日し岸田総理と会談、共同声明で「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記し、台湾有事に際に日本はNATOと協力し中国、北に対峙できることになる。 

日本にとっては日米同盟の下で安全保障を期しているが、実際に中国が台湾に踏み込んだ時は米軍は全面的に台湾を防衛するため、日本の安全を顧みる余裕はなくなる。そういう時にNATOとの共闘は重要なのだ。

欧州ではロシアの脅威に米国、NATOが対峙し、インド太平洋でも日本、NATOなどインド太平洋諸国が中国と対峙することになる。 

ロシアのウクライナ侵攻、中国の軍備増強、南西諸島、尖閣諸島問題に包囲網を構築、けん制する構図が出来上がったが、プーチン大統領、習主席が自国の安全保障、領土の確保にまい進すれば、逆に自国の安全保障に支障をきたしていることを感じないのか。 

国連常任理事国で拒否権を持っているから国連の批判は排除できると考えているのだろうか。

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