2023年2月19日日曜日

終結を見誤ったプーチン、バイデンのポーランド訪問でNATO結束強化か

 ロシアのウクライナ侵攻ももうすぐ1年がやってくる。核保有大国を背景に終結を見誤ったプーチン、一方、世界大戦、核使用の可能性を心配するバイデン大統領のポーランド訪問でNATOの結束を強化、ロシアの大規模攻撃からウクライナを守るきっかけになるか。

米と欧州諸国の外交が活発になってきた。

米中外相会談ではブリンケン国務長官が中国のロシアへの兵器供与に警告を発した。米中関係に深刻な影響が出ると。

メデイアはロシアの東部制圧とウクライナ撤退の状況を流すが、本当か。

確かにウクライナは苦しい。ロシアは容赦ないミサイル攻撃でウクライナの重要インフラの攻撃破壊を繰り返す。人道上も違法とゼレンスキー大統領は訴える。米国のハリス副大統領も「人道にかかわる犯罪」と追及する。

継戦能力の兵士、兵器、弾薬もロシア、ウクライナともに問題だ。ロシアは未経験、訓練不足の兵士を戦場に送り込む。無人攻撃機をイランに頼る。ベラルーシも弾薬などの生産をするというらしい。

一方、ウクライナはNATO諸国が所有している戦車などをウクライナに許与するという。さらに防空件維持のための戦闘機の供与も要求されているが米国が及び腰だ。

バイデン大東露湯がポーランドを訪問するのを機会に一歩前進するのか。G7議長国として日本の役割が大きいが新聞報道によると日本は制限が多く兵器などの支援ができない。国際貢献にも限界があるのだ。

しかし、ミュンヘン安全保障会議を見るとNATOはウクライナに寄り添っている。スナク首相は、ウクライナがNATOに加盟するまで寄り添うというし、NATOの事務総長も同意した。フランスのマクロン大統領は、「今は対話する時ではない」というし、ドイツのシュルツ首相は「戦車を送れる国は今すぐ」と言ったそうだ。

ここまで来たら、ゼレンスキー大統領の満足する時期、条件で和平に持ち込むことだろう。

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