2025年10月15日水曜日

視界不良の政局に会って無党派層として思う:今回は高市総理へ、その是非を解散総選挙で国民に問え

 確かに野党が結束すれば政権交代のチャンスだが、ここにきて国民民主、維新の会はともに基本的政策で一致しなければ立憲と連立は不可能と負い。一方立憲は何とかならないかと努力する。

首班指名は立憲が「国民民主の玉木さんを」とメデイアは流すが、本当は「玉木さんも」ということらしい。玉木さんも可能性があるというのだ。玉木さんは自分が首班の候補に挙がっていると誤解しメデイアに出ずっぱりだ。

しかし、エネルギー問題、安全補償問題は重要な基本政策連立を組むのであれば、お互いに一致する必要があるというのだ。そこのところを立憲、国民民主、維新の会の党首会談で確認したいと玉木さんはいう。

議席数が27,35の少数政党が148の議席数の立憲に政策を変更しろというのだ。おかしくないか。立憲も主要政策で国民の支持を得て148議席を確保している。先の選挙で11議席から27議席の伸ばしたとはいえ国民民主への国民の支持はまだ低い。次の選挙ではどうなるかわからないのだ。

ここは各党で自分の党首を首班記名し、高市さんが総理になる。高市さんに対する是非はその後の国会審議で政策を戦わせ、解散総選挙で国民に信を問えばいい。

高市さんとの党首討論、国会審議を注目すべきだ。


2025年10月14日火曜日

今日の新聞を読んで:自公連立解消で次の衆院選は立憲民主167議席、自民168議席の拮抗という

 自公連立解消で衆院選はどうなるか。各メデイアが注目し、それぞれ試算している。今日の読売新聞は先の衆院選からシミュレーションし、23議席で自民と立憲の当落が逆転し、自民と立憲の議席が伯仲するという。

公明党の持っている票は一選挙区あたり1~2万票と言われている。確かに衆院選の得票数を見ると次点との差が2万票未満の例が多い。私の東京の選挙区も自民党議員は有名人だが次点との差は8000票だ。

読売新聞のシミュレーションでは23議席のうち、19議席が自民落選、一方19議席が立憲民主当選となるり、拮抗するのだ。

160台の議席では過半数233議席に70ぎ駅足らない。多党化の時代にはいったのだ。どの党がキャスチングボードを握るか。

どうなる野党の首班指名候補:何故、146議席の立憲の野田さんでなく、27議席の国民の玉木さんか

 野党が結束できれば10年に一度の政権交代のチャンスだが、何故首班指名選挙の候補が国民民主の玉木さんなのか。野党第一党は立憲民主ではないのか。

以前新聞で、「立憲の野田」と書くことを他の野党に提案したら拒否されたことがあり、今回は玉木さんでもいいのではないかということになったらしい。

玉木さんは最近メデイアに出ずっぱりで、愛嬌を振りまく映像がテレビで流れる。確かに先の選挙で自民党が大敗し参政党、国民民主が徐民を離れた岩盤保守層の受け皿になったという。参政党は「日本人第一」国民民主は「懐を豊かに」のキャッチフレーズが国民受けになったという。

気をよくしているのか乗り気なようだが、エネルギー問題、安全保障問題など主要な政策の一致が連立では重要だという。玉木さんが候補になる穂であれば、立憲民主に主要政策で譲歩しろということらしい。

公明党に白紙に戻された自民党の鈴木幹事長も主要政策では一致することが必要と連立探しに躍起になっているようだが、自民党だって保守からリベラルまでいろんな考えの議員が集まって、党内政権交代で長期政権を維持してきたはずだ。

立憲民主も政策に余裕をもてと「のり代」を要求する。当然だ。玉木さんのようなガチガチの考えでは連立してもすぐに行き詰まる。

一方玉木さんはわきが甘くないか。女性問題でスキャンダルが明らかになり党内で処分を受けた。さらに、国民民主の党運営で資金面で問題はないか。党内で大きな権力を握っている玉木さんだ。

特に、自民党が下野すると、警察の力を使って玉木さんの不祥事の洗い出しをする危険がある。今までの非自民政権が短命であった実績がある。

ここは最大野党の立憲民主の野田さんを中心にまとまった方がいいのではないか。


2025年10月13日月曜日

立憲民主と国民民主の仲たがい:民進党と希望の党の合流時の小池知事の「選別」のわだかまり?

 支持母体連合も危惧している国民民主と立憲民主の「わだかまり」はどうして生まれてきたのか、解消できないのか。

政党の歴史を見ると2016年民進党は岡田代表の任期満了を迎え代表選で蓮舫さんが当選、2017年に前原さんが代表になったが、衆院解散の見通しで安倍自民党政権を止めるために前原代表は当時勢いのあった小池都知事の設立した「希望の党」へ民進党が合流する策に出た。

しかし小池知事は全員の合流ではなく「選別します」といいだした。リベラル派の排除に出たのだ。15人が排除されたために枝野さんは受け皿として「立憲民主」を設立した。

一方2018年に民進党の一部と希望の党が合流し「国民民主」を設立、玉木さんも代表になったのか。

この時の排除された議員と合流を許された議員との間にいまだに「わだかまり」があるのか。

政権交代のチャンスなので立憲の野田さんは「玉木首相でもいい」と会談を申し込んでいるが、玉木さんはエネルギー問題、安全保障で考えが一致しないことを理由に連立を拒否している。

エネルギー問題安全保障問題では保守系として自民党に近い国民民主だ。今では「総理大臣をやってもいい」と言っているらしいが以前はし尻込みしていたが考えが変わったのか。

2025年10月12日日曜日

立憲、国民、維新の会はこのまま野党的立場でいいのか、政権をとるのは今がチャンスでは

 公明党が自民党との連立を解消したショックは政界では大きいか。今後公明党は野党グループの会談に参加したい新聞は報じる。高市さんは「一方的に通告された」というが斎藤さんは以前から申し上げていたという。

人事の問題ではなく、「政治とカネ」の問題だというが、高市総裁になってから公明党より先に極秘で国民民主の玉木さんと会談したこと、公明嫌いの麻生さんが副総理として復帰したこと、政治とカネで批判されている萩生田さんが幹事長代行になったことなど公明党にとっては好ましくない事態が続いた。

テレビ番組でj公明が連立を解消したことに対して75%が賛成だという。恐らく多くの国民もそう思っているだろう。

そこで今後どうなるか。

首班指名でも自民単独では高市さんが196票だが、立憲民主、国民民主、維新の会が連立すれば過半巣の23議席にはいかないが、210議席にはなり、数合わせだけど自民党を超える可能性があり、政権交代のチャンスだ。

しかしなかなかそうはいかないようだ。

国民民主の玉木さんは立憲との連立に反対らしい。主要政策で一致を見ないままでの連立はありえないという。野党統一首班に「玉木でどうか」知効かれると玉木さんは尻込みしているようだ。

国民民主の玉木さんは自分たちの政策実現のために自民党と連立を考えるが、連立となると党が消滅する危険も感じている。

維新の会は「首都構想」で自民党の力を借りたいようでどうなるのか。

国民民主は先の選挙で自民党保守層を取り込んで議席数を伸ばし27議席になったが、SNSなどの影響で次の選挙ではどうなるかわからない不安がありそうだ。

しかし政策の違いはじっくり考えればいいことで、今は非自民党政権の樹立ををめざのが最善の方法ではないかと思うが。

恐らく今後、首班指名、国会運営が議希釈するだろう。政策で一致できない可能性は十分にある。その時こそ、解散総選挙だ。

早いうちの解散総選挙で国民に信を問うたらどうか。保守最右翼の高市さんを国民は期待しているかどうかもわかる。


2025年10月11日土曜日

和製サッチャーの思い込み過ぎの高市、早くも挫折?:解散総選挙で信を問うか

 自民党は総裁選挙で何が変わったのか。失った保守層を取り戻そうと保守層最右翼の高市氏が総裁に選ばれた。その結果、保守を鮮明にし政策は信頼する安倍政権のアベノミクスを継承するという。尊敬するのはサッチャーと言って和製サッチャーを標榜する。

しかし、高市氏の思うようにはいかない。急激な変化は野党に警戒感を植え付ける。

政治とカネの問題で根本的解決に至っていないまま選挙を戦い、多くの議席を失った。これを危惧する公明党が自公連立政権から離脱を宣言した。高市氏は「一方的に通告された」というが、公明党を甘く考えていたのではないか。

先の総裁選では麻生氏が高市総裁誕生に大きく貢献(?)し、経過を見れば古い自民党の体質を再確認したようなものだ。

一方、政策面も安倍政権時のアベノミクスの継承らしい。異次元の金融政策、積極的な財政出動、そして規制緩和だ。いわゆる3本の矢だ。

金融政策では金融緩和を長期に継続し景気を過剰気味に保って潜在能力の強化、賃金を上昇し続けるという考え方か。

しかし当時はデフレでアベノミクス開始時とは状況が違う。今は物価上昇も2%を超えインフレ状況だ。このまま金融緩和を続ければさらなるインフレになる。物価高対策は緊急の政策課題というが、どうなのか。

財政政策でも積極的は財政出動だ。今まで財政出動しても一向に景気は良くならない。車金が増えるばかりだ。

その点、財政健全化も視野に入れると純債務残高の対GDP比を今後引き下げていくという。いまは136%で米国は94%に比較しても悪い状況だ。先進国でも一番に悪い。

規制緩和はどうか。いろいろ検討されたが既得権益者が反対する。高市さんは「働き働き働け」というが、さっそく反対されていた。

アベノミクスは当時、正統派経済学者が皆反対していた。「検証を受けていない」学説だと言っていた。今同評価されるか。

一強独裁政治を成し遂げた安倍政権時とは今は違うのだ。

そして、一番大事なことは政局運営ができるかだ。

今は少数与党、単独では過半数を取れない。野党と連立が必要になるが、高市さんのように保守色を強く出せば他の野党は尻込みしないか。

公明が連立を解消した事実は大きい。単独自民にどの党が連立するのか。

高市総裁は短命に終わるか。場合によっては解散総選挙で国民に高市政策の信を問うことになるか。



2025年10月10日金曜日

26年の自公連立解消へ:「政治とカネ」問題で公明党は我慢ならなかった?

 25年という長い期間連立を保ってきた自民党と、公明党が今日で連立を解消するという。自民党の高市さんは記者会見で「公明党が一方的に解消する」と言ったというが、政治とカネは選挙でも大きなテーマになったが、自民党は都合ではっきり対応ができなかった。

自民党196議席、公明24議席であるが、今度は自民党がどの党と組み過半数を確保するかだが、事情があって大変なようだ。

公明党も連立を組んだまま選挙を戦えば、「選挙とカネ」で議席を減らす可能性は大きい。一方で一選挙区で公明票が2万票あるとすると、次点と2万票差しかない自民党候補者は落選の運命だ。反対に公明党も自民党の支持を得ている選挙区がある。

公明党も「下駄の雪」と揶揄されて惨めな思いをしただろうが、今後は公明党として政策を推進する必要がある。