米の需要はあっても供給が追い着かず価格が高騰しているのか。だったら古古米、古古古米の備蓄米をkg当たり2000円で放出するという小泉農水相、本当にできるのかと思ったらやってしまった。今まで何をしていたのかとういうことになる。
小泉農水相の動きは際立った。テレビでスーパーの空の棚を見て回る。来週初めには棚に並ぶと宣言する。またほらを吹いているのかと思ったら、スーパーの5kg2000円台の棚に数百人が並ぶ。
従来の銘柄米は映らない。
大田区大森にあるドンキの天日では初日に数百人が並び、すぐに売りつくしたというが、翌日は誰も並んでいないシーンが放映された。女子アナが「今の時間にはありますからどうぞ」という。
何のことはない。メデイアに脅されたトイレットペーパー事件と同じではないか。この徳はメーカー、問屋の倉庫には在庫が十分にあるとメデイアは放送していたが、民衆は買いだめに走る。
テレビの情報番組を見ていたら、2021年頃からコメの供給量は減っていたが、何故か昨年、急にコメの価格が上がった。コメンテーターは検証していないという。
考えられるのは南海トラフ巨大地震の注意報が出たために国民が買いだめに走り、品不足になったのかと見ている。
今回も品不足の要因がわからないが、JAなどの卸業者など流通経路が複雑らしい。卸問屋が多いと、米値も上がる。
今、各国の政治は2極化しているというが、コメも備蓄米のように安価(kg当たり2000円台)なものを買う国民と、少々高くとも銘柄米(Kgあたり4000円台)を買う国民に分かれているのか。あざとい業者は銘柄米と備蓄米をブレンドしkg当たり3000円台を目指すこともできる。
要は、国民の意向次第だ。生産者のことを考えるとKガタリ3000円台が目指す価格と言うが、それでも改革を目指す小泉農水相と従来の農政族との戦いになるか。参院選も控えている。
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