2025年6月6日金曜日

東電旧経営陣への株主代表訴訟高裁判決:請求棄却、上級審ほど国民目線から離れる?

一審判決で13兆円もの損害賠償が命令されて 旧経営陣への責任追及で、東京高裁は一審判決を破棄し、請求を棄却した。詳しくは内容がわからないのではっきりは言えないが、控訴審ほど国民目線から離れる判断、計経営者は危険も予見できない能力の低い人材がいいのか。

恐らく判決は巨大な津波の発生が予見できなかった(予見可能性)ことと、たとえ津波対策をしても被害が回避できるか(結果回避の可能))が    検討され、多くの証人尋問から経営者に予見できなかったこと、たとえ対応を指示しても結果を回避することはできなかったことが高裁の判断ではないか。

15mを超える津波の来襲は若い技術者がシミュレーションし、危険であることを報告したはずだ。しかしそんな会議はなかったとか、そういう報告ではなかったとかいろいろ言われている。

しかし、まともな人間だと政府の発表した予測は信ずるだろうし、当時8億円の対策費と言われていた。やる気になればやれたはずだ。

恐らく会社への責任を回避するために関係者は「知らない」「わからない」を通したのだろう。被害の大きさを考えると誰かが責任を問われなければ我慢できない事故だ。

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