2025年6月5日木曜日

「自国第一」のトランプに基軸通貨ドルは任せられないか

ドルは決済通貨として基軸通貨であり、決済にためにドル当座預金を道、中央銀行は現金化が容易な米国短期国債を保有するという。決済手段であり為替レート調整に貯めの介入に使われる。

日本は第1位の米国債保有国で第2位が中国だ。トランプ大統領の高関税に抗議し、売却されトリプル安を導き、驚いたトランプは関税の一時停止をした。その時売却したのは中国と見られている。米国債の価格が下がることは世界経済のみならず、米国内敬愛に大きな影響を与える。

そのトランプ政権が大幅減税を実行するために今度340兆円分の国債を発行するらしい。

ドルの信用は下落傾向か。

トランプ派自国経済の再生のためにドル高からドル安に導こうとしている。ドル安で輸出を増やそうというのだ。しかしドルが下落することはアメリカ経済にとっては評価が下がる。

更に軍事力を確保するために、NATO同盟国、日米同盟、インド太平洋関係国に軍事費の増強を訴えている。米国の案円の補償に頼らず、自ら軍事力を高めろと言うのだ。

基軸通貨はその国の強い軍事力を反映している。イギリスのポンドが基軸通貨だった時は英国の軍事力が背景にあった。

米国のドルが基軸通貨になった時もその愛系には米国の軍事力があるが、今トランプの高関税政策で同盟国、友好国と抗争中である。

とてもじゃないがドルの基軸通貨の価値が落ちる。中国もそこを狙って自国通貨を基軸にしようとした動きもあるが、一帯一路構想でも王申告、新興国相手では覚束ない。

出は、アメリカドルに代わる通貨として何があるか。ユーロか。ロシアのウクライナ侵攻で、米国に頼らないEU独と英国を加えた欧州の安全保障体制の構築が急がれている。

もう世界経済、軍事力もトランプには頼れないのだ。


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