2025年6月13日金曜日

ノーベル物理学賞のステイグリッツ教授がトランプ政策を批判

ネットでニュースを検索していたら、ノーベル物理学賞受賞のスティグリッツ教授がとトランプ政策は米国経済を悪化させると批判している。最悪のタイミングで関税を課したというのだ。

最大のタックスヘブンの変わりつつあるという。企業の実質的オーナーを開示させる透明性の確保の枠組み取りやめの指示をしたし、国際租税協力枠組み条約からの離脱、海外腐敗行為防止も執行しようとせず、暗号資産大規模規制緩和を実施した。

米国の制度内に組み込まれている安全装置を破壊しているという。国際条約を破り、利益相反を無視、権力の抑制と金融を諮る仕組みを解体した。

議会によって配分される公的資金まで取り上げたというのだ。

でも気に入っている税金の一つに輸入関税がある。負担は外国人と思っていたか。

関税から得た税収を減税政策の資金にすると貿易赤字にはくしゃをかけることになる。輸入業者が負担し米国の物価が上昇する。新聞報道では米国の物価上昇が加速している。要因はトランプ関税だという。

トランプは今25%かけている自動車に将来引き上げる予定だという。関税のハードルが高いと製造業の国内回帰、投資が増えるとみている。

しかし、米国内のサプライチェーン、労働者の質、建設費の高騰など考えるとトランプ大統領の任期中にできるのか。

関税交渉もうまく行ったのは英国だけ、次は日本と言うが、どうなるか。議論はしているが一致点は見いだせていない。


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