2025年6月12日木曜日

習主席を悩ます「軍部の汚職ドミノ」:尖閣諸島周辺侵犯は習主席への機嫌取りか

 新聞報道では尖閣諸島周辺で中国の空母「山東」を発刊した戦闘機が警戒する海自機に45mの異常接近したというし、尖閣諸島周辺の領海・領空侵犯が激しさを増している。ほかにも領海内にブイを設置したり、海中の調査も続行している中国だ。

さらに今日の新聞ではアジア安保会議で中国は国防相の派遣を見送り格下の代表団を送ってきたという。

その原因に「軍部の汚職ドミノ」に習主席が悩まされているというのだ。以前は軍部内の江沢民派の残存との戦いだったが、今は習主席が抜擢し重用した部下たちの汚職だから悩みも大きい。

発展途上国では独裁政権は強い軍部の上に成り立っているが、中国は国防相など軍部幹部の粛清が激しい。

「汚職」とはどういうものなのか調べてみたら、人民解放軍を2027年までに現代的な軍部にするために巨額な投資をやっている。それがロケット軍、核戦力の増強なのだ。これに巨額な投資をやっており当然に汚職も付きまとう。

23~24年にかけて幹部30人が突然更迭された。5人は軍再編で新設されたロケット軍に諸ぞkぅし、少なくとも2人は装備部門だという。反腐敗運動は他の部門にも及ぶという。

核戦略増強で巨額な投資に群がった輩の当然の道だ。

この汚職が解決しない限り今後数年は大規模な軍事行動はないと専門家は見おている。

では尖閣諸島周辺の中国軍の行動をどう見るか。

身内の汚職ドミノに苦しむ習主席に対する人気取りの行動ではないか。万一事故が触発すれば今こそ立ち上がる時とばかりに強硬な軍事行動をとるのが中国の考え方ではないか。

尖閣諸島周辺の安全保障には気を配らなければならない事項が多い。

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