2025年6月14日土曜日

フィンランド・ストゥブ大統領曰く「プーチンは戦略的過ちを犯した」と

 フィンランドの大統領であるストゥブさんが朝日新聞(2025.6.11)のオピニオンで「過ち犯したロシア代償を負った」という発言を聞き過去にソ連により侵攻を受けた経験のあるフィンランドの大統領としての発言に重みがある。

さらにプーチンはウクライナ侵攻で「近代軍事史で最大の戦術的かつ戦略的過ちの犯した」と批判する。フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟したこと」がロシアが代償を負ったことになるのだ。

プーチンは侵攻の理由にNATOの拡大を嫌っていたのだ。ウクライナも加盟を急いだが関係国の了解を得られていない。

ストゥブ大統領は、ウクライナは独立、主権、領土の一体性の3原則を訴えるべきで、領土の一部は占領されている事実受け入れなければならないが、ウクライナ領であることを譲ってはいけないという。当然だ。

停戦後は英仏が平和維持部隊を派遣するというが、フィンランドはロシアとの国境1300㎞を守る任務があるので参加はしないという。

戦略的、戦術的に過ちを犯したが、「ウクライナ侵攻で勝利することはない」とプーチンにわからせることが難しいのだという。

「プーチンは戦争を止めない」と感じているのだ。

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