国民的アイドルグループの解散騒動は、将来かならずくるであろうそれぞれのソロ活動に向けた高いハードルとみるべきなのか。それとも所属事務所の内紛がアイドルグループを解散に追いやった事件とみるべきなのか。
テレビ業界はタレント依存体質でタレントがいなければ番組やイベントが構築できないのだ。だからタレント事務所は絶大な権限を持っておりタレントの首根っこを押さえている。
今回のSMAP解散ニュースは各方面に大きな影響を与えているようだ。情報番組は芸能ニュース担当者を出演させて事細かに経緯を検証している。
私自身はSMAPのファンではないが、NHKの紅白に出演したり、木村拓哉さんの検事もののドラマはストーリーが面白かったのでよく見ていたがその程度だった。
ことの始まりは、ジャニーズ事務所の副社長とSMAPの育ての親というマネージャーとの確執から始まったようだ。そのマネージャーが事務所を出るに当たってSMAPも引き連れてと考えていたようだが木村さんが残留を決め込んでSMAPの5人が同一行動を取らなかった。
そこに木村さんと4人の溝が深くなったようだ。25年間持ったグループを休業しようと考えたようだが「休業するのであれば解散を」と3人が希望しそれならと中居さんも同意して今年いっぱいで解散が決まった。
ジャニーズ事務所の副社長と女性マネージャーの確執がSMAP内の確執へとなり解散のようだ。
でも考えてみると、何時までもSMAPとしてのグループ活動が出来るわけではない。いつかはそれぞれが特長を生かして歌手、ドラマ、司会業と歩むはずで、その時期が早く来てしまったと思えば良いのではないか。
今回の解散騒動は、ソロ活動に向けた高いハードルの1つと見るべきではないか。
12月31日で解散と言うことになると、NHKの紅白歌合戦が花道になる。北島三郎さんも紅白で紅白の最後を飾った。
タレントと所属事務所との独立トラブルも多く発生している。事務所と問題を起こせばテレビ業界も使いにくく芸能活動に大きく影響を受けるようだ。
SMAPもジャニーズ事務所に残留すると言うが、どういう活動になるか。テレビ画面から姿を消すと忘れられるのも早い。何か事を起こしていないと忘れられる。
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