民進党代表選もやっと候補者が揃いそうだ。前原さんが出馬を決めたようだ。前原さんが「私は変わった」と言えば、蓮舫さんは何を思ったのか「岡田さんは大好きだけど、つまらない男」と発言し記者の追求を受けている。
新聞報道によると前原さんは支持を訴えて大畠グループの議員のところで「私は変わった。今までのように好き嫌いで政治をしてはいけない」と発言したそうだ。前原さんは民進党内では保守系の最右翼、岡田さんの民共路線を批判していたが、これからはリベラル系議員の支持を得るように努力するという事だろう。
一方の蓮舫さんの路線もはっきりしないが、民共路線も見直すことか。岡田代表をこう評価したことは岡田さんなど執行部の支持を得ているが、岡田路線からの変化を匂わせているのだろう。マイナスイメージになるのではないか。
前原さんの「私は変わった」発言を聞いて思い出すのは、小沢さんが民主党代表選の時に劣勢が伝えられたが、開口一番「変わらなければならないのは私」と発言し劣勢をひっくり返した事例がある。
新聞報道では、前原さんが小沢さんと会談したというニュースが流れた。あれだけ対立していた2人が会ったと言うので憶測を呼んだ。
小沢さんから代表選に出るのであれば「自分が変わったと言うこと」を宣言し広く支持を集めなければならないとアドバイスされたのか。
保守系、リベラル系、中間派を抱える民進党をまとめるのは大変だ。岡田さん、前原さん共に代表経験者だが党運営では苦労していた。
党の旗印を明らかに出来ないために支持を広げることが出来ないのだ。政党支持率が6~8%では政権を担う政党ではない。民主党政権が出来、自民党が下野した時でも自民党の政党支持率は30%を越えていた。
女性代表なら変革を期待し党勢挽回出来るなんて考えるのは間違っている。
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