新聞報道によると、トランプさんの問題発言が続くがそれでも大統領を目指すのか。そんな疑問も出てくるほどだ。クリントンさん、トランプさん2人の共通項は不人気だけ。トランプさんの暴言はクリントンさんを利するだけである事は分かっているが、結局はクリントンさんが敵失で大統領になるのか。
折角、共和党の指名を受けたトランプさんだが、相変わらずの問題発言が続く。イラクで戦死したイスラム教徒の米兵を中傷する発言などで共和党内でも批判が続出、メデイアで扇動政治家、破滅的発言と批判を浴びたがトランプさんは「自分には草の根支持者が多い」と強調し一向に意にかいさない。
更には、反対勢力、政治家を落選させるPACを設立するというのだから強気だ。トランプさんが大統領になろう物なら米国政界は大混乱だろう。
余りにも批判が多く、当然にクリントンさんに票が流れる事も覚悟しての発言だろうが、米の有力誌は「最近の多くのトランプ支持者は騒動を全く気にしていない」というのだから驚きだ。
それほど中間層以下の政府批判が大きいのか。
そして最近、報道ではイランに人質解放のために巨額の資金を送ったとトランプさんが政府批判を始めた。米国はテロに屈しない姿勢を見せていたが、この報道が本当であれば間違っていたことになる。
米国もトップ1%のための政治ではなく、中間層以下の国民のための政治、経済、司法制度の改革をしなければ米国社会の活性化は出来ないとステイグリッツ教授も指摘している。
その一歩が、トランプ大統領による改革と思っていたが、不安も大きい。
「アメリカ第一」「強いアメリカ」のスローガンは、今どの国でも求められている政策だ。アメリカ型グローバリズムは止め、それぞれの国がローカリズムで発展を目指す。そんな政策への変革が求められているのだ。
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