小池さんが出馬宣言したときの「冒頭解散」は無謀なことと批判されていたが、早い時期での都議会解散を含め、その可能性が出て来たのではないか。
11月7日に予定されている豊洲新市場への移転計画も土壌汚染、耐震設計で疑惑が持ち上がりその移転の是非が喫緊の課題になってきたし、都政改革本部を設置し東京オリンピック利権にも切り込もうとしている。2.2億円にも及ぶ東京誘致での裏金問題、更にはタレント知事を選んできたために、都政の調整役として力を付けた都議会のドンこと内田議員の私利私欲、利権構造への対応、そして舛添知事時代からの負の都政の刷新など議会との対決テーマは多い。
9月の都議会での所信表明で小池知事がどう出るかだ。
従来の自民党都議連の利権構造に切り込む政策を打ち出せば、自民党都議連も抵抗するだろう。小池知事の政策、人事がうまく行かなければ知事不信任案の提出もある。
そうなると小池知事も解散に打って出るべきだろう。冒頭解散とは行かなくても来年の都議会議員選挙を待たずに早期解散も可能性がある。
そうすれば出馬宣言時の公約を守ることも出来る。
一方で、小池さんも「政治とカネ」の問題で疑惑が出ている。国会議員時代の案件だが自民党議員がネタにして攻勢をかけるかもしれない。
それに打ち勝つためにも強力に都政改革を進めるべきである。都議会早期解散も夢ではない。
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