2016年8月17日水曜日

伊豆大島近海地震から40年、伊豆・相模地域でM7,そして首都圏か

伊豆大島近海地震 tenki.jpの地震情報から矢本作成

1930年北伊豆地震M7.3,1978年伊豆大島近海地震M7などから言われている40年周期を考えると、2017~2018年に伊豆・相模地域でM7クラスの地震が発生する可能性があり、埼玉近辺の地震から首都直下地震の発生が危惧されている。

サンデー毎日の新聞広告
讀賣新聞(2016.8.16)
サンデー毎日(8.28号)の新聞広告記事から「関東「M5」頻発の不気味、首都圏大地震2018年までに来るか?」という記事が目に止まり購入して読んでみた。

内容は東大地震研究所の溝上先生(故人)の茨城県沖地震M7茨城県南部、千葉での地震首都圏地震の発生という説を紹介し最近の茨城、千葉の地震に注目している。

ところが、このプレートテクトニクスとは違った観点である「熱移送説」から大地震前にあちこちで飛ぶ跳ねるように「飛びはね地震」が発生するという経済産業研究所の藤上席研究員の説を紹介している。

40年周期とされる伊豆、相模地域でM7クラスの地震が懸念されるのだ。「熱移送説」から試算すると2017~2018年に書けてこの一帯で大地震が発生する可能性に言及している。

熱移送説とは始めて聞いたが、南太平洋の熱エネルギーがマリアナ海溝→伊豆諸島へ北上するらしい(MJルートという)。

そういえば新聞に南太平洋で地震が発生したことを伝えていたし、伊豆、埼玉、千葉で地震が多発している。いつかは分からないが首都直下地震も差し迫っているのだろう。

もう一つ週刊ポストの報道で有名な測量学の村井先生のGPSを使った予測によると南関東で異常を観測、震度6を越える大地震を警告している(週刊ポスト MEGA地震予測「南関東が初の「最高警戒レベル5」へ」。

過去の地震の発生経過、諸々の観測データから首都圏直下地震に結びつける研究は多いが、幸いにも当たっていない。しかし地震学者にとっては予測が当たらないのは難儀なことなんだ。

でも、油断してはいけない。確率からすると何時熾きても不思議ではないのだ。
伊豆半島近辺の地震 日本列島「巨大地震史」全網羅マップ
SAPIO 2014,4



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