2016年8月21日日曜日

「節約」、「好循環なし」なのに何故、安倍政権は支持されるのか

政府の思惑とは反対に節約、経済の好循環なしなのに、何故安倍政権は支持されているのか。賃上げはままならず、再分配も世界経済の不透明さから経営者は及び腰、それでも安倍総理はアベノミクスのエンジンをフル回転し再加速するのだと「たわごと」を言う。今のままでは「空ぶかし」ではないか。

アベノミクスは破たん、脱デフレもできず、2%物価安定目標は先延ばしばかりされ2017年度中では民間エコノミスツばかりでなく、国民の不信感も募る。

新聞の経済記事を読めば一目瞭然、アベノミクスは失敗だが何故、安倍政権は支持を得ることができているのか。

新聞の世論調査を見ても支持する理由に「他の政権に比べてマシ」だからという。「政策がいいから」より比率が高い。

でも他の政権ではどういう政策を建てるかわからないので比較のしようがないのではないか。そのためには野党政党がシャドーキャビネットを作り政策を提言する必要があるが、今の野党には余裕がない。

自民党内だってポスト安倍で名を上げる派閥の長などが政策提言すればいいと思うのだが安倍内閣に取り込まれて動きようがない。それを良い事に、「総裁任期延長論」が出てきた。

安倍政権で何もいいことがないのに2020年のオリンピック後まで安倍政権で行くというのだ。

でも、やっと閣外に出た石破さんが自民党にも政策の多様化が必要と発言を始めた。

安倍政権に経済政策でのお墨付きを与える経済財政諮問会議で、「2030年までの改革像」を示すという。

その時、民間委員からアベノミクスの3本の矢はそれぞれが放たれたとメデイアは報道するがそれが誤解で、3本の矢を束ねるのだという。束ねてみてもキズ物の矢であれば簡単には折れないだろうが、束ねてみても効果は出ない。

選択肢の少ない中でのアベノミクスの評価は「この道しかない」のか、「ほかの道もある」というのか。日銀は異次元の量的緩和の政策効果を検証するという。

第2の矢、第3の矢、更には伊勢志摩サミット版3本の矢の検証もお願いしたい。


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