「米国は世界の警察官でいる必要はない」といったのは、確かオバマ元大統領だったと思うが、世界を揺るがすロシアのウクライナ侵攻?、中国の台湾進攻?、北の弾道ミサイル発射による挑発行為の3面戦術は米国を中心とした同盟国を巻き込んだ紛争になってきた。
やっぱり、米国の「世界の警察官」の役目は重要なのだ。米国の行動は紛争回避に役立っているようにも思える。特に国際紛争の場合は国連安保理が重要な役目を果たしていたが、今は中国、ロシアvs米国の構図で常任理事国の役目はない。紛争の当事国になっているのだ。
しかし、米国一国ではどうしようもない。ウクライナはNATO国、台湾は中国包囲網の同盟国が重要な意味がある。ウクライナ周辺国にはNATO加盟国が軍備を増強している。英国もNATOに軍を派遣するという。
一方、台湾有事での中国には南シナ海、東シナ海での「自由航行権」確保で同盟国が協調歩調をとっているし、中国包囲網が形成されている。
ロシアも中国も「領土の一部」を主張している。ロシアは「NATOの不拡大」も要求だ。自分の領土近辺に外国軍が展開しているのは目障りなのだ。
台湾有事は日本も他人事ではない。米国との日米安保は日本も何らかの行動が必要なのだ。安倍元首相や高市さんの主張が現実になるか。
その一方で、北の核開発、弾道ミサイル発射実験はアすることすること「交渉の場に戻り経済制裁を解除」することを訴えているのか。しかし米国は「核施設の閉鎖」が不十分と言っていた。トランプ元大統領との交渉の裏で「古い核施設を閉鎖」し、新しい核施設を建設している実態も明らかになった。
ロシア、中国は北寄りの姿勢、中国は物資の援助を始めた。ロシアは何らコメントしていないか。発射の度に抗議しているのは日本だ。でも北は日本をどの程度意識しているのか。日本は拉致問題もあり「前提なしの会談」を申し込んでいるが、北は相手にしていない。
日本も米国に頼るしかないのだ。
中国もロシアもこれほど米国の同盟国が団結しているのには驚いているのではないか。ちょっと手が出せない状況なのだろう。
やっぱりアメリカは「世界の警察官」なのだ。
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