2022年1月22日土曜日

何時になったら金利2,3%か:財務省試算、金利上昇で国債利払い30兆円超え

 

一体日本の金利はどうなるんだ。日銀は短期金利マイナス0.1%、長期金利ゼロ政策を取っている。成長率が金利を上回らなければ財政は破綻する。その日本の成長率は23年度の自室GDP成長率を1.1%と日銀は見ている。だから金利は1%いかだ。日銀のゼロ金利政策は一番安全な政策なのか。 

そんな時、財務省が長期金利が1%上昇した場合国債の利払いが2025年度32,5兆円となり30兆円を超えるという。2%高くなると3.3町笑んだ。その元となる金利を22年度1.1%と財務省は考えての試算だ。金利が2.1,3,1%になる時期が来るのか。 

金利の上昇が財政再建に大きく影響するのだ。我々の銀行預金金利は普通で0.001%、定期でも0.005%だ。銀行に現金で預けていると銀行から電話が来る。普通や定期で持っていてもこんなもの、債権投資しませんか。海外の債権で今なら1%で運用していますという。

今各国ともにコロナ禍後の経済再生に取り組んでいるが、需要もさることながら供給面の生涯もあって物価が上がっている。米国は7%、ユーロは4.8%、ドイツは6%、英国は3%でそれぞれ中央銀行はインフレ回避のために量的緩和の縮小、利上げを匂わせている。 

どのくらいの利上げかと新聞を漁って読むが分かり難い。FRBは22年度に3回に分けて利上げの意向だ。インフレで支持率の落ちているバイデン政権も賛成らしいがどの程度かは分からない。 

英国は0.1%、中国は貸出金利3.7%、5年もので4.6%に引き下げるという。2ヶ月連続で経済の下押し防止らしい。不動産大手のデフォルト、コロナ対策(ゼロコロナ)が大きく影響している。

日銀は短期マイナス0.1%、長期ゼロ政策だ。消費者物価も23年度で1.1%、実質GDP成長率も1.1%と予測している。

日本の潜在経済成長率は1%、名目は1%+物価上昇率と考えると1%前後。金利1.1%を超える成長率など今は考えられないか。 

すでに日本は低成長社会に入っているのではないか。「成長社会」を見直すべきだという考えも政界では出てきた。成長率を労働人口増加率+労働生産性と見てもどの項目をとっても光は見えない。

赤字国債の発行は止めたほうが言い。財政再建を早く議論すべきだ。26年度にPB黒字化を言っているが誰が責任を持つのか。岸田政権はそれまで持たない。

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