市販され薬局で入手できた抗原検査キットだが、今は需要に供給が追いつかず品不足になり政府は優先順位をつけて検査キッドを配布するという。自主的にコロナに感染しているかどうかをチェックできるし、医療機関でもまず抗原検査を実施し次の治療を考える重要な手段だった。
しかし、TBSテレビ「報道特州」によると、「陽性」なら確実に[陽性]だが、「陰性」では安心は出来ないという。信頼性の疑問があるというのだ。PCR検査で要請だった23人の抗原検査では11人が陰性だったという。50%の信頼性か。
その要因にPCR検査はウィルス量10個でも要請になるが、抗原検査では1000個が必要と言う。感度が大違いなのだ。
個人が自主的に検査に使うのは良いが、医療機関がまず抗原検査を実施し次の治療へのスクリーニングに使っているとすれば問題だ。陰性の結果が出ても半分は見落としていることになる。
15~20分で結果が出る抗原検査を政府は推奨している。品不足に際して全量政府が買い取るので増産を要請し、メーカーも24時間、増員して増産に当たっているという。
経済を動かしたい政府に意向が見え見えだが、GOALは何かと報道特集は問う。
オミクロン株の感染拡大が進むが、PCRなどの検査体制が整わない。医療機関ではPCRを高齢者に、若者には抗原検査で「要請」となるとコロナ感染していると見る。
一時、マスクの不足で社会問題になったが、異業種もマスク生産に乗り出し、今ではどこでも入手できる。検査キッドもそうなるのではないか。
我が家でも娘が2回使ってみた。一回は「陰性」だったが2回目はうまくいかなかったという。なかなか難しい抗原検査キッドのようだ。
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