自民党政権でPB黒字化を掲げて何年になるのか。いつも目標7にしていたが25年まで先延ばしになったが、今回も25年目標達成、無理なら27年という。経済財政運営方針「骨太の方針」に掲げ、経済財政諮問会議に諮り「お墨付き」を得ようとしている。
しかし条件があるらしい。高い成長率と社会保障費など歳出面での改革が必要なのだ。確か成長率は2%という高い目標だ。社会保障費だって今後伸びこそせよ減ることはない。消費税増税で賄うはずだったが別途使ってしまった。
確かに国地方合わせての借金は1200兆円、対GDP比230%で、世界一厳しい状況だ。
欧米先進国は各国公約(?)として財政赤字をGDP比3%に抑えているが、日本は15兆円を超え36兆円だ。日銀は財政赤字を国債発行で支援している。財政ファイナンスだ。
これらのことに市場が疑問を挟んでくると国債は一挙に下落、日本経済は破綻だ。
目標を掲げるばかりでなく、政権の責任をも掲げるべきではないか。
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