日本経済新聞(2024.7.6 Web版)のアメリカ大統領選2024の「4か月をしのぎ4年を失うのか」は民主党が大統領候補として「バイデンを支持するのであれば今後4年を無にするのか」という警告だ。しかしこの言葉は「2か月をしのぎ4年を失うのか」とすれば日本の自民党岸田総理にも当てはまる警告だ。
米国ではバイデンvsトランプのテレビ討論での結果以来、民主党はバイデンでいいのかという議論が活発になっている。
バイデン大統領は、高齢化、認知症の疑いと激務の大統領の仕事をこなす資質に疑惑が出てきている。認知症検査も拒否し、「私は元気だ。私しか大統領はいない」と再選に強い意気込みだ。
米大統領の仕事も大変さを増している。世界の民主主義を守るため先頭を走らなければならないが、ロシアのウクライナ侵攻、ガザ地域へのイスラエルの攻撃、経済支援で世界制覇を目指す中国、NATO同盟国への支持など外交問題に事欠かない。
一方、同盟国では英国のスナク政権の崩壊、フランスのマクロン政権も国内で右派に押されている。
米大統領選が終わると欧米はどう変わってくるのか。
また、日本も同様だ。2か月後の自民党総裁選を岸田でしのぐのか。そうなると今後4年はどうなるのか。
既に岸田おろしも始まり、「岸田ではだめ」と言われているが岸田総理自身は意に介さず再選続投を目論んでいる。総裁選で地方に票がないとみると地方行脚を実施している。地方の身内からも「ダメ押し」されているのだ。
米国の同盟国である日本が中国、北朝鮮の最前線で政治的に不安定なのだ。今後4年をどうするか。大事な2~4か月なのだ。
おっと忘れていた。東京都知事選だ。利権まみれの疑いのある小池さんを排除し、新しい刷新感のある知事で都政の透明化、見える化を図るべきだ。
予算規模は16兆円と大きい。いろんな施策もやりやすいだろう。コロナ禍の時埼玉県知事が「東京と同じことはできない」と嘆いていた。コロナ対策で政府の尻をただくためワンボイスで近県知事が集まって官邸を訪れていたが、黒岩知事がその背景を暴露した。目立ちがり屋の小池さんのたくらみがあったのだ。
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