田中角栄さんが、自民党総裁選での海部さんを狙って「 担ぐには軽い方がいい」と発言したことが話題になったことがある。この時は自分の言うことを聞く総裁総理を選択の条件にした発言だった。総裁選は1位海部さん、2位林さん、3位石原さんで海部さんに決まったと負いう。
今、自民党総裁選はどうなっているのか。
岸田さんは出処進退を直接宣言せず、木原幹事長代理を通じて続投を希望しているという。、他の候補者は出馬宣言のタイミング、政策の見直しが必要という。いったい、岸田さんは「重い方」か「軽い方」かどちらなんだ。
内政は評価が悪い。人気は20%、自民党支持も30%を割って、普通では再出馬をあきらめる運命にあるが、外交を見ると、親米、日米同盟、日米韓印豪と多国間で対中、北をけん制、リベラルと思っていたが、憲法改正など含め安倍さん以上に保守派だ。
本人はリベラルとしての実績があり、外交でも保守派としての実績を主張する。国政では「軽い」が、外交では「重い」と見るか。
石破、小泉、河野、高市、野田さんらが手を上げようとしているが、望むのは新鮮さだ。そこで出ようとしているのが小林さんだ。若くし優秀のようだが、二階派らしく会食を重ねている。脱派閥を掲げる自民党にあっては不利かもしれない。
政策は苦手、セイ叔父は大事というが、刷新感を出すにはうってつけの候補者か。
0 件のコメント:
コメントを投稿