石丸氏がもし当選し東京都知事になっていたら何を残してくれるだろうか。朝日新聞(2024.7.15)のドキュメント2024で「石丸改革で「地元の残ったもの」の記事が目を引いた。 安芸高田市では人口減少、過疎化対策で市民にも厳しさを要求する改革だったようだ。
では、東京だったらどうなったか。「東京を動かし、日本を動かす」「不満の前に行動を」がキャッチフレーズだった。一極集中、16兆円を超えるとの予算と安芸高田市とが180度違う政治環境だ。
新聞報道では安芸高田市の業績(?)を知ることができる。
人口は26000人で今はさらに1000人減っているという。人口減少過疎化の例に漏れない将来消滅する町か。河井事件で辞任した市長の後を引き継いだ。何か変わるだろうと期待は大きかったが、無駄なものは統合する合理化で市民の生活は厳しきなった。一方財政状況は改善した。
選挙戦では例のSNSを重用し、人気を上げていった。しかし、東京でもそうだったのではないかと思うが、街の外、県外の人がSNS投稿のために集まったようだ。
一方、決して石丸改革が認められているわけではなかったようだ。石丸氏後の市長には石丸製作に反対する人物が選ばれた。急激な改革に市民は反対したのだ。
しかし、石丸さんは自分の存在を全国に知らしめた。そのために新しい土地での東京でも162万票を確保できたのだ。既成政党に飽きた若者、無党派層に切り込み支持を得た。
東京一極集中、住みよい街作り、「東京を動かし国を動かす」、16兆円を超えるとの予算、安芸高田市とは違った東京でどんな政治をやったか。知りたいところだった。
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