2024年7月15日月曜日

立憲民主代表選を控え、生き残る道:リベラル色に保守色を加え無党派層にも安心感を

 都知事選で蓮舫さんが126万票で3位になったことは、各種選挙で勝利し上昇機運だった立憲民主に衝撃を与えた。地方から出てきた石丸さんに負けたことは既成政党として我慢できなかったのだ。

早速敗因として、連合・芳野代表などは共産党と組んだことで票が流れたというが、一方で何故自民党と組んだのか。小沢さんは「泉では沈没」すると言い出した。野党が一致して支援できていなかった。

石丸さんが出てくるまでは与野党一騎打ちと小池vs蓮舫の構図を考えていたが、石丸さんが出てきてなのが変わったか。石丸さんはSNSで若者や無党派層の支持を広げたのが特徴だ。既成政党に対する不満、政治改革を求めていたのだ。

立憲民主もリベラル色に保守色も加え、幅広い支持を集めるべきだ。リベラル色が強いと若者や無党派層がはける傾向にないか。保守色も加えることで安心感を醸し出す必要はないか。自民党でも保守色もあればリベラル色もある。だから自民政権がうまくいかなければ党内で他の政権が生まれ、長期に政権を維持できるのだ。

また、問題は党の顔だろう。「泉代表では勝てない」という。ところが泉さんは代表選に出る意向だ。ほかに枝野さんも名乗りを上げる。枝野さんは党の創始者だ。ほかにいないのか。

野田さんはどうか。松下政経塾出身で政治を勉強している。かって総理として安倍さんと党首討論したことがあるし、最近の国会審議でもいいところを突いた質問をしている。ほかにも民主党政権時に閣僚経験者が多いはずだ。

しかし安倍さんに「あの民主党政権?」と揶揄されて「民主党政権はだめ」のレッテルを張られたが、安倍政権こそ日本をだめにし、逆に経済政策でも民主党政権の方がよかった例もある。立憲民主党は民主党政権の良かった点も堂々と発言すべきではないか。

自民政権への批判の受け皿は立憲民主しかない。既成政党を超えた政党色を出すべきではないか。

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2014.4.30掲載

安倍総理のアベノミクスで何かいいことがありましたか www.yamotojapan.blogspot.com/2014/04/blog-post_30.html

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