ダラダラ人気のない岸田総理が出馬宣言もしていないのに「安泰」と思える状況に不安を感じる。米国では高齢化などを理由にバイデン現大統領が辞退を宣言した。日本でも内閣支持率が20%そこそこの岸田総理の辞退宣言が注目される。
これほど人気のない岸田総理が何故、「継続」を思わせる行動をとっているのか。旧岸田派内、自民党内で岸田を支持する議員が多いのか。
兎に角、「ポスト岸田」不在が元気づけているともいう。
しかしいることはいるのだ。盆明けまでしっかり考えるという石破さん、トランプ氏と対等にやり合ったという茂木さん、高市さんも声を上げている。でもどうして対抗馬として名乗らないのか。
茂木さんも自民党幹事長として岸田政権を預かっている。昔、谷垣総裁がいたが、幹事長の石原さんが名乗りを上げ谷垣さんは出馬しなかった。これを見た麻生さんが「平成の明智光秀」といって揶揄した。茂木さんもそうれを心配して宣言を遅らせているらしい。
対抗馬もお互いに駆け引きをし、どうすれば主導権を握れるか模索しているのだろう。
「岸田はだめ」と分かっていながら対抗馬が馬宣言を遅らすことは岸田総理の延命にもつながりかねない。
ここは早く出馬宣言をし、野党が政権をとれないなら自民党内で政権交代するチャンスだ。
[後記]
25日、テレビ朝日のワイドスクランブルで、岸田さんの最側近と言われる木原幹事長代理が、「岸田さんは出馬するのか」と聞かれ、「出馬しても負けることはない」と考えているようだと岸田辞退の可能性を否定したようだ。
最側近がそういうのだから間違いはないのだろうが、ここまで「ダメ」と言われながら頑張れる背景は何なんだ。立候補して負ける赤恥より辞退する恥の方が厳しいのか。
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