2010年4月22日木曜日

新党結成:大山鳴動ネズミ5匹か







あれだけ元気の良い自民党執行部批判を繰り返していた舛添さんが、「窮地にかかっての離党、新党結成」になった。

政党としては、最低5人が必要であるらしいが、今のところ舛添さんに続く人が6人という。これ程、国民的人気のある(?)舛添さんが、この程度で終わるとは思えないが、若手、中堅の議員がどうして続かないのか。舛添さんが主催する研究会には、落選議員も多く集まっていたと聞くのだが。

御多分にもれず、訳あり議員が占める。世代交代や選挙区事情などから自民党の公認を取れなかったり、次の参院選で舛添さんの人気に預かりたい年配、少数グループの議員がそうだ。これでは、数回の選挙を繰り返すうちに党が消滅するか、自民党に復党する運命にある。

政策が不明で、地盤も選挙資金も乏しい新党に危険を冒してまで参加する議員は少ない。腐っても自民党は歴史のある政党だ。まだまだ地方の地盤は大きい。地方選で自民系候補ががんばっていることからも分かる。

政策理念もごちゃ混ぜで、イメージも古くさい。政党のトップになりたい「オレがオレが」の人間による、こんな特徴のない弱小政党では魅力がない。
写真右した:新党結成を乗じる読売新聞 2010.4.22
写真上左右:2010.4.23 テレビ朝日 スーパー・モーニング

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