2012年11月7日水曜日

米大統領選・オバマvsロムニー:オバマ大統領再選で日本再生遠のくか

午前中の開票ではロムにー氏優勢
2012.11.7 民放テレビニュース

米大統領選・オバマ大統領vsロムニー氏の戦いは大接戦の末、オバマ大統領が再選された。ロムニー氏の強いアメリカを目指した経済政策でドル高になれば日本再生の糸口になると思っていたが、これで円安、株高を期待した日本再生も遅れることになりそうだ。

オバマ大統領再選なら今までの経済政策の継続でドル安が続くだろうが、ロムニー氏勝利ならドル高→円安、株高が期待され、喫緊の課題である日本再生へ一歩を踏み出すと思っていた。

今回の大統領選は、財政の崖、ねじれ国会と山積する課題は多かったろうが、特に雇用の創出では、オバマ大統領は海外に出ている生産拠点を国内に戻し雇用創出を訴えれば、ロムニー氏も規制緩和や市場開放で雇用を創出し、この国を取り戻しさらに強い国にすると言う。

オバマ大統領は4年前と同じように「燃えていますか 燃えていますか 燃えていますか」の合い言葉で支持を訴えていた。

それにしても米国の大統領選は、選挙権のない我々にとっても生活に大きく影響する事で重大な関心事を持って結果を見ていたが、7日はメデイアが選挙速報の特番を組んで伝えていた。

リアルタイムな選挙人獲得数速報、州の得票状況、出口調査、それぞれの選挙事務所情報は、さながら国内選挙と見間違うほどだった。

午後に入ってオバマ大統領逆転
2012.11.7 NHKニュース速報
午前10時56分頃は、オバマ大統領78vsロムニー氏88でロムニー氏優勢が伝わっていたが、午後1時頃になるとオバマ大統領244vsロムニー氏178とオバマ大統領が逆転し15分後にはオバマ大統領261vsロムニー氏203、最終的にはオバマ大統領303vsロムニー氏206でオバマ大統領が再選を確実にした。

午後1時過ぎには日本再生への道は遠のいたことになる。

勝利宣言でオバマ大統領は「すばらしい未来が待っている。アメリカの最盛期はこれからだ」と言えば、ロムニー氏は「違う方向にしたかった。本当に本当に残念だ」と大接戦だったために無念さをにじませた。

米国の「ねじれ国会」、「財政の崖」は、特例公債法の問題を考えれば日米政権は、同じ悩みを抱えていることになる。

米国の変革の波及効果を狙っていたが残念な結果になった。

オバマ大統領再選確実を伝える民放テレビニュース


0 件のコメント: