2016年12月24日土曜日

2017年は核抑止力の強化?:国連は無能、米中露で核開発競争に

2017年は米露中が核抑止力強化で核開発競争に突入し、世界にその主導権を見せつけようとする時代で、世界平和、「核なき世界」へ国連の無能さを見せつけることにならないか。

プーチン大統領がウクライナ併合で「核戦力」を利用し欧米の戦術に対応しようとした意向を持っていた事を新聞が報道していたことがある。その時は「まさかこの時代にそんなことを」と思っていたが、冗談では済まされない事になりそうだ。

プーチン大統領は、現在のミサイル防衛システムを突破するミサイル防衛を築く必要性を説くと、米国の次期大統領のトランプさんが「核戦力の強化、拡大」をツウィートし軍拡競争へ突入する姿勢を示した。

一方、中国は率先して核兵器の削減を訴えたが、それは表向きのこと、軍備拡大路線を進む中国が黙ってはいない。おまけにトランプさんに「1つの中国」を否定される行動に出られた。

国連はというと、今の潘事務総長からして無能振りをさらけ出していた。退任が決まっているが無能な事務総長として名を馳せた。

核削減は難しい。「核なき世界」でノーベル平和賞受賞、広島訪問も果たしたオバマ大統領だったが、核兵器削減の実績はない。寧ろ核兵器近代化に30年間に1兆ドルをつぎ込むという。

これでは北朝鮮の核開発を批難するなど国連常任理事国にはできない。

ロシアのプーチン大統領は極東開発で共同経済行動を日本に迫りカネをせびる一方で、核兵器開発に力を注ぐことは、日本も核開発に協力していることにならないか。

ロシア、中国そして北朝鮮が核開発に進めば、日本も黙ってはいられないだろう。トランプさんも積極的に訴えるのではないか。


そして、古くなった核兵器を中東の紛争地で消費していく。弱小国は大国の論理に振り回されることになるのだ。

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