2016年12月20日火曜日

日本は財政危機なのか:借金は1000兆円か、それとも500兆円か

日本の国、地方を合わせた借金は、本当に1050兆円か、それとも資産を引けば500兆円か。何時も1000兆円を超え、対GDP比200%で先進国一悪い財政状況で危機だという。

でも、時々否、資産が600兆円ほどあるからそんな事はないと否定する経済学者もいる。本当はどうなのか。その資産のなかには現金にしにくいものもあり、それを引いても500~600兆円は資産があるというのだ。

だから日本の財政は危機的状態ではないと言う。

財務省やメデイアは財政危機にあると言うが政府は財政出動を訴える。政府は財務省の言うことは間違っていると思って財政出動を言うのか。一方で財政健全化の必要性も訴える。

私たちは財政出動と財政健全化と相反する政策を訴えてどうするんだと思うが、本当は日本の財政は健全なのか。

2020年にはPB黒字化を目指しているが、消費税増税しても達成出来ないとみられている。その時の政権はどうするんだ。もしかしたらその時に資産のことを正式に言及するのか。

借金500兆円、対GDP比100%では他の先進国と何ら変わらない。

税収は1100億円増の57兆7100億円、増える一方の社会保障費は1100億円減の32兆4700億円、赤字国債発行は34兆3700億円で2017年度の予算は97兆4500億円だ。

財政危機とみるのと、財政に問題ないとみるのとではこの予算も見方が違ってくる。


一度、経済財政諮問会議で日本の財政について統一見解を発表したらどうか。そうしないと「危機だ、危機だ」と言いながら一方で利権者や官僚が焼け太りする結果になっていないのか。

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