2017年10月17日火曜日

毎日新聞「えらぼーと2017衆院選」は候補者選びをアシスト出来るか

毎日新聞 電子版より
毎日新聞の「えらぼーと2017衆院選」が候補者選びのアシストに役立ちそうだ。何時の選挙でも誰に投票するかは決めづらい。選挙公報を開いてみても候補者が自分に都合の良い公約を掲げるので他の候補者との政策別比較がしにくい。

一度、広報から政策一覧表を作り各候補者の政策を比較してみたが統一されて無くて役に立たなかった。その内容をブログの記事にしたことがある。

ところが、毎日新聞「えらぼーと2017衆院選」が目についた。今まで毎日新聞は読んでいなかったので電子版で気がついたのだ。

このソフトは候補者全員に予め設定した政策にYESNO(具体的には択一式)を聞き、有権者も同じ設問に択一でチェックを入れる方式だ。設問は25問で、絞り込み(自分が優先する政策)が3問、選挙区もチェックするようになっている。もう10年前からやっており今回は9回目だという。

だから、自分の選挙区の候補者と有権者の政策の一致度を見る事になる。25問は恐らくバラバラ感があるだろうが、関心度の高い設問3問で絞り込むのだ。通常は有権者が頭の中でやっていることをソフト化されているのだ。アルゴリズムも見直しが繰り返され精度を上げるように努力しているらしい。

いつも問題になるのは設問毎に候補者と有権者との考えの一致が難しく、候補者を選ぶのに苦労することが、これでトライしてみた。

私は東京3区で、共産 香西さん、自民 石原さん、希望の党 松原さんが候補者だ。石原さん優勢と言う説もあれば落選の危機とも言う。松原さんは民進党をサッサと離党し小池新党に移った。石原さんと接戦という。しかしこの2人は比例区で上位にいるので落ちても国会へは戻ることが出来る。

一致度は54%で共産党と出た。当然の結果だろう。これを東京10区でやるとどうなるか。ここは自民、希望、立憲民主、共産が候補者を立てている。結果は恐らく立憲民主で一致度はモット高かっただろう。

面白い試みだ。有権者は候補者との一致度を参考にしながら経験、人物、選挙区の人気度も考慮し絞り込んでいくことが出来る。

決して他の選挙区の有権者から批判があってはならない。今まで発覚した不倫などの不祥事も選挙区では有名な話という例が多い。選挙区内の評判も確認すべきだ。不祥事が起きると「こんな議員を国会に送って恥ずかしい」と反省の弁を聞くが、そんな議員は選挙区で落とせないのかと疑問に思う。


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