2017年11月21日火曜日

代表質問 安倍vs岸田、枝野、玉木;それぞれの存在をアピール出来たか

20日の代表質問で自民・岸田、立憲・枝野、希望・玉木の皆さんが安倍総理と対峙したが、それぞれの党の存在をアピールする事が出来たか。

極右保守(?)の安倍総理に対しては保守リベラルの立場が最も適した立場だろう。

自民・岸田さんは、ポスト安倍を目指しているので自分の立場をはっきりさせる必要がある。立憲、希望は衆院選前に設立され政策もはっきりしないままに選挙戦に突入した。有権者も選択に戸惑っただろうが、今回の代表質問で少しははっきりしただろう。

新聞報道によると、3者の違いが報道されているがやっぱり差別化は難しい。

岸田さんは安倍総理を批判、「丁寧な説明」の必要性、森友・加計学園問題での丁寧な説明を要求、官高党低の政権を批判し、党や世論に耳を貸せと要求した。

枝野さんは、「まず憲法を守れ」と護憲を主張、対決姿勢が見せた。リベラルの立場で政権とやり合ってくのだろうか。

一方、玉木さんは現実主義、提案に重きを置き、国会での修正協議のルール化を迫った。反対反対でなく対案を出して正々堂々と戦う気だが、野党の対案など正式に採用されることなどほとんどない。

しかし、安倍総理は「丁寧な説明を」言うが、大事な点は「国会で審議を」と避ける。

国会は立法の場だ。法案提出など重要な業務があるが、如何にせん、法案提出は政府が断トツに多く、国会での通過率も高い。国会議員は安易な仕事しかやっていないのではないか。

安倍政権になって国会審議は荒れ続けた。これでは民主政治とは言えない。


そこで保守リベラルへの期待が大きい。岸田さんは勿論のこと、枝野さん、玉木さんも「宏池会」の姿を追う。 

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