2017年11月27日月曜日

横綱・日馬富士暴行事件(1):うんざりするテレビの情報番組、いい加減にしないか

毎日のテレビ情報番組の日馬富士暴行事件報道にウンザリしないか。いい加減にしないか。公の電波を使って1日に何時間、同じような内容を流し続けるのか。たかがと言ったら批判も出るだろうが角界という器の中の争いだ。ここは喧嘩両成敗でけりを付けられないか。

勿論日本相撲協会の危機管理委員会などの調査が出来ない状況だから自浄作用に期待すること自体が無理なのだがこうもしつこく進展しないままに同じような内容を報道する価値があるのか。

今は被害者の貴の岩を親方の貴乃花が守っているために事情聴取が出来ず、加害者の日馬富士側の内容と関係者の証言が尾を引いた内容で解説され悪者になっている。

当初は強打事件でいろいろな器具が使われたと報道されたが、未だ本当の事が分かっていない。白鵬関も「ビールビンではない」というが、では何なのか言っていない。日馬富士関も平手で殴ったと言うが詳しくは報道されていない。

何を使ったかは暴行事件の重要な要素だ。詳しくは言えないのだろう。千秋楽での白鵬関が、これから本当の事を言うという。

貴乃花親方は被害者側であり、守らなければならないだろうが協会の理事だ。巡業部長としてそれなりの責任があるがこちらは守っていない。そこが大きなポイントだ。格好を付けているが組織の人間ではない。

組織から逸脱しているのだ。八角理事長との関係で何かあるようだが、そういう恨み言を持ち込んで公正な審判が下せるのか。

横綱白鵬関は、暴行現場にも居合わせ一部始終を見ていた責任は大きい。当然に真実を述べる義務があるが、どうなのか。「日馬富士、貴の岩関が再び土俵に上がることが出来るように」と言っていたが、事の重大性を認識しているのか。

この暴行事件は角界のモンゴル村で発生、元小結や横綱だったが暴行事件で引退した朝青龍も関係しゴタゴタが更に複雑になっている。

事件そのものは簡単だ。関係者がいろんなことを言い、被害者がノーコメントだから真実が分からなくなっているだけだ。本当に現場にいた関係者の供述から新しい事実が見つかるまでテレビの情報番組は報道を控えたらどうか。

確かに相撲は国技だから暴行事件は問題だ。しかも過去には新人が殺されたり、八百長事件、横綱の暴行事件と国技とはほど遠い不祥事が続き協会内にも危機管理委員会が設置されているが十分に役割を果たせない状況が続いている。

自浄作用のない協会が公益法人なんて笑いものだ。剥奪してやり直しさせたらどうか。国技も外国人に頼らなければ維持できなくなってきた。日本社会の危機である少子高齢化の弊害が出て来ているのだ。

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2017.11.19掲載
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