2018年9月21日金曜日

73人の石破支持の議員の皆さん 「冷や飯食い」も良いじゃありませんか


73人の石破支持の永田町の自民国会議員の皆さん 選挙中に麻生さんが「冷や飯を食え」と言っていたが、その通りでいいじゃないですか。長くて安倍さんの任期の3年間だがそれよりも早まることが考えられるのだ。

20日の自民党総裁選で石破さん支持に回った自民党国会議員は当初の読みの50人を上回る73人になり、安倍陣営も驚くとともに自民党内で安倍さんへの不満が高まっている証拠だ。

麻生さんも「冷や飯を食え」と石破支持者へ言っていたが、「ポストはない」とけん制していたのだが、投開票後は「大勝ではなかった」とコメントしていた。

自民党安倍陣営は縁起を担ぎ最終日は秋葉原の駅前広場で陣取るし麻生さんと共に最後の街頭演説をしたが、会場は異常な雰囲気だったようだ。私も一度衆議院選挙でこの場所で取材したが、安倍反対の聴衆も多かった。

地方票で石破さんが頑張ったのは山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、高知、徳島、鹿児島で有名実力者や合区問題を抱える地方だ。

73人の中にどんな人が含まれているのかわからないが3年間の「冷や飯食い」
もいいじゃないか。その間にしっかり政策を勉強し次の国政選挙をめざし地元を固めるべきだ。その時がいつかはわからないが安倍政権が早い時期に求心力を失う可能性もあるのだ。

考えられる時期は、内閣改造、党役員人事で期待に応えてくれなかった安倍支持議員が反安倍に代わる時だ。来年の参議院選挙で惨敗したとき、憲法改正で大きな国民反対運動が立ち上がった時、アベノミクス、出口戦略で日本経済が混乱する時が考えられる。

安倍さんは今後の政策に対して自信を持っているようだが得意な外交も含めて
プラスになる要因はない。

参院選は安倍さんでは戦えないとみんな見ている。反安倍勢力を積極的に石破支持議員が応援することも考えられるが、勝てば安倍さんは自分の成果と「いいとこ取り」する。だからここは黙って動かないほうがいいのではないか。
衆議院解散も早まるだろう。当然に安倍政権は負け戦だ。憲法改正の発議もできなくなる。

目標を失った安倍さんは政権放り出し、自民党内の政権交代に出るかもしれない。そして岸田さんに禅譲して院政ということも考えられるが、石破さんが出てくれば禅譲など関係なくなる。

その時までに石破さんは仲間を増やすべきだ。20人ギリギリではおぼつかないが、派閥解消論者だから他派閥から批判が起きるだろう。

そんなことを考えると、人事も難しくなる。安倍さんは記者会見で「適材適所」を繰り返していたが多くの支持者を抱えた結果、ポスト不足は否めず期待に応えることは無理なのだ。

思い切って幹事長を石破さんに据え、地方をまとめて国政選挙に備えるべきではないか。

二階さんが留任というが今、中国は対米経済戦争で日本企業も中国から脱出する動きもあるが、二階さんは中国と怪しい関係も取り沙されている。そのとばっちりを受けると自民党のダメージは大きい。

安倍さんが求心力を失う日はそう遠くない。3年もかからないのではないか。それまでは地道に政策討論をし、地元の支持者を確保することだ。

「冷や飯食い」もいいじゃないか。支持者にチンしてもらえば「温かい飯」になる。

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