2018年9月29日土曜日

「モリカケ」問題:安倍総理説明「納得しない」76%への攻防


モリカケ問題に関しての安倍総理の説明に「納得しない」76%の攻防がどうなるか。世論調査と自民党議員ではギャップが大きすぎ、野党は攻めにくいと言う。安倍総理は長引けばそのうちに国民の関心は遠のくと思っているだろうが、そうはいかない。

モリカケ問題では「何時、どこから、何が」飛び出すか分からないのだ。森友問題では大阪の裁判でキーマンの証言、新たな資料の提出があるかも知れない。一方加計問題では新・獣医学部から経営問題で何か飛び出してくるかも知れない。そうなると安倍総理はピンチだ。

安倍総理の説明不足のせめぎ合いはどうなるか。

CASE1 野党は攻めにくいと思うが参院選、続く衆院選までモリカケ問題を風化させないことだ。
      国会で追及を欠かさなければ安倍さんも内心は結構まいるはずだ。

CASE2 参院選、そして衆院選で自民党の議席を落とし拮抗させること。
      負ける戦が分かっているのに安倍さんが解散/総選挙を打つか。

CASE3 昭恵夫人を始めキーマンを国会の証人喚問に引っ張り出すこと。
      国会対策で自民党がごり押しできないほどの議席を野党が得られるか。

気の毒な話だが、安倍総理は昭恵夫人を守るのに必死なのだ。3年後に総理の座から降りるだろうが、その時点で状況が変わるか。その前に安倍総理にとって不利な証言、資料が出てくるのか。

憲政史上稀なる総理夫妻による疑獄事件になった。故田中角栄元首相と言えばロッキード事件、安倍晋三と言えばモリカケ事件と並び称されることになるのか。

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