2021年12月6日月曜日

何処へ 量子力学:同じ粒子からなる人間が何故、互いに「いがみあう」のか

 

世の中を支配する物理学の変遷が大きい。高校で習ったニュートン物理学は何とか理解できるが、実生活で活用され、しかも天体現象でその理論が正しいことが証明されているアインシュタインの相対性理論、そして今、極小世界で通用する量子力学に至っては何のことかわからない。 

著名な物理学者のファインマン先生が「量子力学を理解している者はいない」と発言したことで勇気づけられる凡人だ。 

ビッグバン以来、粒子は陽子、中性子、電子からなり原子、分子を構成し恒星、惑星ができ、細胞分裂で生命が出現、ニューロン、情報、思考で意識文化を見渡すことができる。 

この世界でできている物はすべて同じ粒子からできているという。だったら人間も、その思考も同じではないかと思うのだが、そこが違うのだ。いろんな情報、思考で意識文化が発展する。 

世界各地で起こっているイザコザも同じ思考での結果ではなく、それぞれが違った思考で成り立っているのだ・ 

自国民が故国を捨て難民として海外に脱出しているにもかかわらず、国内で権力闘争に明け暮れる国もあれば、人権侵害と批判されながらも「これが中国の民主主義だ」とはねつけ、関連国が不安になっているにもかかわらず世界制覇を目指す習政権、「返せ」という北方4島を軍事化、クリミア半島で紛争が絶えないプーチン大統領、米大統領は「専制国家」の世界制覇を防止するために「民主主義サミット」の開催に向かっている。 

こういった状況を改善できないか。お互いにイザコザを起こさない人間になるような遺伝子操作をして世界中に菌を振りまき指導者が感染すれば平和な世界が構築できるか。 

時が経てば人間は死ぬ。今までのことは何ら関係ない新しい人間が生まれてくれば状況も変わると思うが、そうはいかない。築いた文化を受け継ぐのだ。

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