2024年9月1日日曜日

9月1日、防災の日に思う:首都直下地震、南海トラフ巨大地震は何時?


朝日新聞 2013.7.18
東大地震研 瀬野先生の説を記事に


NHK朝5時のラジオニュースで、100年前の今日、関東大地震の発生を伝えた。1923年9月1日、11時58分、東京大学理学部地震研(?)の地震計が 大きく振り切れた。巨大地震の発生だ。地震発生の第一報は横浜港沖に停泊していた外国船からの「横浜で火災発生」だったそうだがすぐに「地震が迫っている」と訂正されたそうだ(東京都復興記念館見学より)。日本の通信施設のほとんどが破壊されたために外国船の通信になったらしい。

今日の朝日新聞、テレビ番組は防災の日をどう伝えているか調べてみた。

テレビ番組はNHKが「NHKスペシャル選 メガクエイク巨大地震 いつ どこ」、NHKスペシャル「巨大メガクエイク 見えてきた能登の全貌 軟弱地盤 首都直下 あなたの家は大丈夫か」の2つの情報番組が組まれていたが、他のテレビ局は台風10号関連が多い。

朝日新聞を見ると、

〇南海トラフ地震臨時情報周知「不十分」4割

〇臨時情報広がらなかった

〇南海トラフ地震 繰り返し起きた 平均117年間隔

〇インフラ浄水場 耐震化率 トップ石川県、最下位東京都

 トップの石川県がインフラで大きな被害を受けたことは皮肉だ。軟弱地盤が問題だったの

 か。東京は13.2%、断水率は26%で復旧に17日かかるという。

〇災害時トイレの備え VERTEX(広告)江戸川区 都心南部地震対策

首都直下地震もM7クラスが70~80%の発生確率と言い、いつ発生してもおかしく7ないという。帰宅困難者などの問題が大きい。

一方、南海おトラフ巨大地震発生は、専門家の研究で大きく違う。

南海地震の発生は2030年の中頃という京大鎌田先生の研究もあれば、200年先という東大地震研瀬野先生の研究が注目された。鎌田先生は四国の港湾の地震が発生し沈下から戻りの間隔から予測した。

一方、瀬野先生は今までの南海トラフ地震を発生メカニズムごとに検証し、宝永型地震(発生間隔350年)、安政型地震(発生間隔400年)に分類、次に起きるタイプ、それぞれの発生間隔から次は安政型地震で200~300年先と予測している。

しっかり検証された予測でどちらが正しいかなど言えない。できればゆっくり来てほしい。





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