国民注視の立憲民主の代表選、自民の総裁選が終わった。期待とともに不安も残る新体制で、国会審議はどうなるか。立憲民主は相変わらず野党第一党と言いながら、政党支持率は6%程度なのか、自民は安倍色払拭、裏金問題、旧統一教会問題で四苦八苦するのか。
最終的には国民の最後の審判を受ける羽目になるのか。
先行した立憲民主の代表選は野田、枝野、泉、吉田さんら4人の戦いとなるが現代表の泉さんが推薦人20人を集めるのがやっとだったようだ。消費税増、政権の座を渡した戦犯として批判も受けたが予想通り野田さんに決定した。
その後の野田体制を見ると、長妻さんが代表代行、幹事長に小川さん、政調会長に重徳さん、国体に笠さん、選対に大串さん、辻元さん続投とメデイアは伝える。しかしすでに支持グループから離れて野田さんを支持した小川さんの人事がもめている。もめごとは立憲のお家芸か。
一方、民主党代表せんは9人の立候補から高市、石破、小泉の決選投票から石破さんが5度目の挑戦で逆転勝ちした。
安倍色の払拭、裏がね問題、旧統一教会問題、政治改革など、そして長期政権から来る積年の課題を背負い、石破体制は苦難の道を歩むことになる。
新しい人事として、幹事長に森山さん、官房長官に林氏、政調会長に小野寺さん、財務に加藤さん、選対委員長に小泉さん、副総裁に菅さんという。自分を支持してくれた議員、昔からの勉強仲間などを主に登用か。
高市さんは総務会長の話があったが、断ったという。ということは石破さんは安倍色払拭を考えていなかったのか。加藤さんは、決選投票で推薦人20人から4人ほど他の候補者支持に回る珍しい結果になった。
石破さんらしい体制ができたかどうかは疑問が残る。メデイアによると決選投票で岸田さんの応援を得た結果、岸田政策の継続を約束したのではないかと言われている。
自民党の政策は昔からそんなに変わらない。誰が総裁になっても同じだが、政治姿勢だけは違うはずだ。
また、石破vs野田の党首討論も本格派政治家の討論として注目したい。
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