読売新聞2024.9.27 「火山観測全国で強化」 赤丸は重点的評価が必要な火山(火山調査委員会)を追記 |
その後火山防災の必要性から文科省に火山本部を設置、20人規模の「地震火山室」を設置したという。
巨大地震は巨大津波を伴い、被害の規模が大きくなるが、火山噴火はその降灰が社会活動に大きな障害をもたらす。
富士山噴火の場合は、噴火後2~3時間で都心に降灰が始まる。10cmの厚さになるらしい。1707年の噴火での降灰は17億m3、4.9億m3の除去が必要だったという。
仮置き場は公園、グランド、残土捨て場が必要になるが、海洋投棄も予定されているようだ。
浅間山の1783年の噴火では軽井沢180cm、坂本120cmと言われている。昔は屋根に灰が積もると家屋が倒壊した事例も多い。
考えられる被害は火砕流、泥流、土石流、洪水、地滑り、山崩れ、火山ガス、空振は100㎞にも及んだという。普賢岳の事例は目新しい。
上記に載せた常時観測火山の地図は読売新聞に掲載されたものだが、赤丸は重点的評価が必要と火山調査委員会が発表した火山を8に火山チェックを入れた。
平時から注意してみる必要がないか。
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