2024年9月18日水曜日

決断は政治家に必要:小泉さんの総裁選撤退、斎藤知事の辞職

 今、政治家の決断が重要性を増していると思う。総裁選に出馬した小泉さんは経験、実績不足から撤退、パワハラ、おねだりで評判を落としている兵庫県知事の斎藤さんは辞職を決断すべきではないか。

自民党総裁選は決選投票を避けられないとメデイアはTOP3人を検証する。そして昨日旧統一教会と組織的な接触があったことを新聞が報じ、総裁選は政治とカネ、裏金問題そして旧統一教会問題が加わり新たな判断が必要になった。

常にトップ3人に加わっていた小泉さんが最近人気を落としているという。政治改革を掲げ、ライドシェアー、解雇理由の見直し、年収の壁問題に取り組むとしたが、何分にも実績不足、取柄は若狭による斬新性、4世代の世襲政治家、そして父親純一郎さんのイメージが強く過大評価されていたのではないか。

実績は環境相だけ。この役は大して期待されていない政治家が就任する部門だ。討論会でも注目されている人材だから質問も多い。だからこそ、整合性が問われるが、ちょっと問題がありそうだ。

間違って総理総裁になって混乱、苦労するよりも今は実績不足、重要閣僚、党3役をこなして経験を積んで挑戦するぐらいの覚悟で今回は撤退したらどうか。

一方、兵庫県知事の斎藤さんは、潔く辞職すべきだ。

ここまで来ても「県政のために任期を全うしたい」とか「負託を受けている」、あるいは「不信任案が可決されれば、法の赴くままに対応を考えたい」という。普通なら避ける記者会見も堂々とこなし、逃げない姿勢は立派だ。

しかし、他に事例があるとうり県議会を解散するのではなく自らに辞職を選ぶべきではないか。どういう格好で辞職するか。斎藤さんにもプライドはあるだろう。

記者会見で辞職を表明するか、議長あてに辞職届を出して登庁せず、雲隠れするか。要は負けた顔をさらしたくないのだろう。

小泉さんも斎藤さんも自分の置かれた立場をよく考えて、潔い決断をすべきだ。


0 件のコメント: