2024年9月13日金曜日

自民党総裁選、メデイアは小泉優勢を伝えるがその方が都合がいいのか

 自民党総裁選の候補者9人が出そろった。各候補者が訴えや推薦者の顔ぶれを見ると大体のことがわかると思っていたが、「誰がどうか」の判断が難しい。しかしメデイアは小泉候補が優勢と伝える。しかし小泉さんは世襲4代の政治家一家だ。

立憲民主が世襲制の反対を謳っていたが、世襲政治家は3~4割いるのだ。

今回の候補者の世襲は石破(2代)、河野3大、加藤1代、小泉4代、林2代で恋ズム候補が圧倒的に大きい。福田達夫(3代)さんが今回は出馬しない方がいいのではないかと世襲制を気にしていた。今後大きな問題になるだろう。

推薦人もあまり普段の政治では名前の出てこない議員が名前を出している。その中でも小泉さんの推薦人に、野田聖子さんが名を連ねている。野田さんも立候補を狙っていたが推薦人の確保だできずに断念、何か背後に理由があるのか。

旧安倍派はどうなったか見たが、高市に14人、小林に4人、林に1人、上川に2人、加藤に4人、茂木に3人が名前を貸している。圧倒医的に高市さんだ。刷新感を出すには高市さんは無理だろう。

現段階で、大方の見方は1回目で小泉、石破、決戦投票で小泉とみている。

しかし小泉さんには問題もある。背後に菅元首相がついているし、刷新感と言っても純一郎さんのように「自民党をぶっ壊す」という迫力はない。学歴ロンダリングもあるし、政治資金パーテイー問題もある。

小泉さんはもう一度身の回りを見直した方がいいと思っていたが、仕方ない状況になった。

立憲民主も代表選を戦っているが、万一野田元首相が代表になった場合、党首討論で小泉vs野田となると明らかに小泉不利と見るがどうだろう。

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