2024年8月12日月曜日

為替、株価の乱高下:経済指標を発表すると「市場の見えざる手」が動くのか

 7月末から8月にかけての為替、株価の乱高下には驚いた。ブラックマンデー以来という。市場関係者、投資家は一儲けするために何かの経済指標、情報をきっかけに売買の行動に出る。

どうしてこんなになったのか。雇用、物価などで米国経済が意外に問題を抱えているし、日本は円安ドル高で利上げを狙っている。

そんな時に、米国の雇用統計が市場の予測17万人増に比べ11万人増と下回った。失業率も4.3%とそろって悪化した。米国の景気全体に波及、

こんな大きな動きが従来から言われている株売買システムのよるのではないか。投資家は同じプログラムを導入、下げが下げを呼び、上げが上げを呼ぶ動きなのだ。

パウエル議長は7月末、インフレが鈍化、約5%の政策金利の利下げを実施し経済に寄与しようと考えていたが、経済指標の悪化で断念(?)、東証も大幅な株価の変動、円高ドル安で141円まで円高になった。

ところが7日には下落が反転し、下げた分の7割を取り戻したという。

日銀も植田総裁がさらなる利上げを主張していたが、市場の不安定で早期の利上げを否定した。

メデイアはその都度エコノミスト、専門家のコメントを発表するが、面白いことに毎日同じエコノミストではない。日ごとに情勢が変わっているのでエコノミストの信憑性も落ちているか。

しかし、専門家の意見も冷静だ。

金融政策の正常化への姿勢は変わっていないので、市場が過剰反応を起こしている。方向性は変わっていないので大きく変わることはない。急激な円高はいったんやめ、警戒感が和らいだ。今回の下落は調整色が強い。この程度の円高水準では企業業績にも限界、ここが底と言う。

要は、投資家心理が悪化、悪いニュースは過剰に、良いニュースは過少に伝わるのが市場の現実なのだ。米国の景気後退の不安払しょくには時間がかかるとみている。


2024年8月11日日曜日

日向灘地震による地下変化:気象庁「変化観測できず」、京大「プレート一部割れ」と

8日の日向灘地震発生でM7.1だったために基準M6.8を超え、専門家が検討した結果「南海トラフ地震臨時情報」で「巨大地震 注意」が発せられ、1週間は警戒が必要という。初めてのケースで関係者は右往左往か。しかし対応が見直されるいい機会にもなったのではないか。

m6.8以上になると気象庁は有識者検討会が開催され評価が発表される。M8以上の「半割れ」の危険がある場合は「巨大地震警戒」、M7以上の「一部割れ」、「ゆっくり地震」の恐れがある場合は「巨大地震注意」そして何事もない場合は「調査終了」となる基準が決められ、今回は「一部割れ」の危険もあり「巨大地震注意」になったのか。

しかし、新聞報道での気象庁、京都大の「地下変動」の見方に違いがないか。

気象庁は、南海トラフ地震を引き起こすデータは観測されずという。地下ひずみデータにも揺れによる変化はあるが、普段の変化とみる。日向灘伊東のプレート境界での巨大地震の兆候はないというのだ。

一方、京都大地震研究所は、プレート内の一部に割れがみられ、そのズレが周囲に広がっていくと巨大地震の可能性があるという。四国沖から東ではM7~M7.6が短い間隔で繰り返し起きておりそれがひずみの解消につながっているというのだ。

気象庁の観測より、京都大の見方が正しい気がする。

2024年8月10日土曜日

アインシュタイン曰く「原爆の製造にかかわったのはただ一度だけ」と


E=mc2より



私たちはアインシュタインがE=mc2 を公表して以来、原爆製造に大きくかかわっていたと考えていたが、実情は違うようだ。1952年、日本の新聞への回答として「原爆製造にかかわったのはたった一度、ルーズベルト大統領への手紙に署名した時だ」という(E=mc2 デイビット。ボタニス著 早川書房 2009.7ノ注釈)。

朝日新聞に「核開発の重要性説く、アインシュタインの手紙」という記事が掲載され、手紙の下書きがオークションに出品されるというのだ。

朝日新聞に載った記事


その手紙によると、「ウランの連鎖反応をりようして非常に強力な爆弾を製造できる可能性がある」と指摘している。これによりルーズベルト大統領はマンハッタン計画の委員会を結成したというのだ。

原子物理学者は原理的にはE=mc2によって要約された総体的な事象の発生を全く意識しなくても専門技術は開発できるはずとみられていたのだ(注釈)。

しかしアインシュタインは自分の関与をずっと弁解していたというのだ(注釈)。

しかし、アインシュタイン、オッペンハイマー、ルーズベルトが居なかったら、広島、長崎の惨事はなかったのだ。

関連記事

2015.8.10掲載

原爆の日、終戦の日に当たって:アインシュタインノE=mc2は戦争の抑止力なったか yamotojapan.blogspot.com/2015/08/emc2.html

2011.9.18掲載

忘れてはならない第五福竜丸被爆事件 yamotojapan.blogspot.com/2011/09/blog-post_18.html



今日の天声人語を読んで(694):南海トラフ巨大地震も史実を伴えば理解しやすいか


2024.8.9 NHKニュースより
8日の日向灘地震は南海トラフ地震震源域の西端、
一方9日の神奈川県西部地震は首都直下地震の震源域?


南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの発生を歴史的事実と関連付ければ覚えやすいし、理解が進む。

8月8日の日向灘地震M7.1の結果、気象庁は南海地ラフ地震の臨時情報をだし、今後1週間は巨大地震の発生8に注意を喚起した。その後、9日には南海トラフ地震発生震源域から東に巣こそ離れた震源で神奈川県西部地震が発生した。

日向灘地震に次いで首都直下地震の震源域とも思われる神奈川県西部地震だ(?)。同じ震源域ではないが2つの巨大地震が連続して起きる可能性もあるのだ。

今日の朝日新聞(2024.8.10)の天声人語で1854年の安政東海地震と翌年発生した安政南海地震の発生が歴史の事実にも関連して記述されている。それによれば、1854年はロシアの軍艦が通商を求めて下田沖に停泊していた。政府の役人がその発生状況を記述していたらしい。その翌年の安政南海地震では大阪をなどに甚大な被害を発生させた。

巨大地震の発生状況などがよくわかる文章だ。通常は机上で年代と地震名を覚えるが歴史の事実に関連ずければ頭に入りやすいし理解が進まないか。

 


2024年8月9日金曜日

午後7時58分ごろ、神奈川県北部地震発生、M5.3,震度5弱:首都直下地震の震源域の一つか

緊急地震情報を伝えるNHK

7時58分ごろ東京大田区でも大きな揺れを数秒間感じた。後の報告では震度2だった。

テレビの情報でも揺れの大きかった厚木などでは5~6秒 間大きな横揺れだったという間だった。昨日な日向灘地震で南海巨大地震の震源域の中でM7.1で6.8を超えているために評価委員会が開かれ、「巨大地震注意」の勧告がなされたので、それとの関連でもテレビは解説していた。

NHKが示した神奈川県西部地震の震源域と
昨日の南海トラフ巨大地震の震源域

今日の新聞を読んで(693):よく言った神戸市長!、「人口減、タワマン止めた」「将来の廃棄物」と

 「タワマン止めた 神戸市の選択」(朝日新聞2024.8.5)は私の住む東京でも久元・神戸市長の発言は十分に意味のある発言、決定ではないか。

東京でも都心部、駅前開発でタワーマンションの建設が進む。災害時の安全と言って一戸建て木造住宅を一か所にまとめる開発行為、オリンピック選手村をマンションとして売りに出し、高層階が高額で売りに出され、中には投資目的もあるらしい。中国人の買い手も多いようだが、マンション管理は大丈夫か。

高騰する修繕費、災害時の対応など本当に真剣に考えているのか。

私の住んでいるマンション規模は7階建て、65所帯だが、築40年ごろには建て替えするかどうか、。築60年ごろには解体の話も出てくるはずだが、そんなことなど考えていない住民が多い。

そんな時の久元神戸市長の「人口減がわかっていながら、住宅を建てることは将来の廃棄物を作るもの」という発言に賛成だ。

都市開発者もその時はもうかっているが、将来な大問題だとわかっているのか。行政が真剣に考える時ではないか。

60年後、巨大な廃棄物になっているタワーマンションを考えたことがあるか。災害時に右往左往する住民の様子を考えたことがあるか。

小池知事は、東京を世界一にすると公言していたが、その前に考えるべき問題だ。

8月8日の日向灘地震M7.1は何を意味するか:「巨大地震注意」「発生可能性高まる」、一人一人の意識改革

8月8日 午後4時40分ごろのNHK
緊急地震速報

8月8日の日向灘地震M7.1、最大震度6弱は私たちに何を教えてくれたか。 気象庁はマグネードが6.8を超えたために評価検討会を招集、「巨大地震注意」を発表した。「巨大地震の可能性が高まっている」と国民に警告する。

朝日新聞 8月9日
小規模地震でも推定震源域内あるいはその周辺部
のどの位置に属するかを国民に知らせる必お湯はないか

私が思うのは、南海トラフ巨大地震発生発し震源域内、あるいは周辺部で起きた小規模地震に対して規模が小さいと問題にしていないが、小規模地震でも推定震源域のどこに位置するのかを公表すべきではないのか。気象庁の判断に頼らず、国民一人一人が自ら判断できれば意識の高揚にもつながらないか。

今までの主だった日向灘地震の発生経緯を見ると7月30日M5.2,震度4,6月㏢、豊後水道、4月17日はM6.6,震度6弱、4月8日大隅半島東方沖、M5.1,5弱、2月7日和歌山県北部、M4.1,震度4,そして1月22日はM6.6,深さ40-45㎞、プレートの境界ではなくプレート内での震源域のため南海トラフ巨大地震とは関係ないと言われた。

しかし、巨大地震の発生前には周辺、内陸部で地震が多発すると言われている。そしてスロースリップにに要注意だ。スロースリップは止まった場所が巨大地震のスタート点ともいわれている。

また、南海トラフ地震は倒壊、東南海、南海、日向灘地震の震源域が重なっていいる。ども震源域でも要注意だが、南海お地震に発生は2030年中ごろ、南海巨大地震200年先との研究も報告されている。

また、「半割れ」にも注意だ。とにかく500km以上の震源域、すべてがいっぺんに行くわけではない。半分ずつ地殻が割れることもあるのだ。

8日の緊急地震速報では、ナチ休みで孫の家で面倒を見ていたが、速報が流れると孫が私たちのいる部屋に飛んできた。普段は一人で留守番する身だ。緊急地震速報は恐いのだろう。

関連記事

2022.1.24掲載

M6.6とM6.8の違い:南海トラフ巨大大地震の臨時情報か yamotojapan.blogspot.com/2022/01/m66m68.html

2014.8.29掲載

8月29日、日向灘地震M6.1,震度4:単独ではM7でも南海トラフ連携ではM9の危険yamotojapan.blogspot.com/2014/08/829m61m7m9.html