東京・大田区で決められている「避難場所」 大田区HPより |
又、防災の日がめぐってきた。今年の我が家の防災のテーマは「避難場所の確認」と決め、近いうちに実施しようと話し合っていたら、一番下の孫が「今でしょ」と言う。その言葉に後押しされて9日に多摩川河川敷避難場所の確認に行って来た。
私の住んでいるところは、多摩川河川敷になっているが、多摩川河川敷も危険だと言うことで見直しをやっていることは知っていたが、まだ新しい情報は確認していなかったのだ。
多摩川河川敷・ガス橋一帯避難所に なるガス橋緑地公園 |
鵜の木から東京高校の前を通って、多摩川河川敷のガス橋緑地公園に出た。時々遊びに来ている場所なので見慣れた風景であるが、「避難場所」としての標識類は気づいていなかったのだ。
どこにも見当たらないので下って六郷橋付近に向かった。途中「緊急用船着場」があった。河川敷に避難した人たちへの救援物質や機材類が運び込まれるのだろう。今はパイプで柵が作られ中には入れないようになっているが、釣り人が糸を垂らしていた。表示板には「調整中」と書かれており、見直し中なのだろう。
緊急用船着場 今、調整中だ |
でも、不思議なことに機材類を運搬する堤防を越える道路が未整備のようだ。
更に下っていくと広大なサッカー場、野球場がある多摩川緑地公園に出たが、「避難所」らしき標識も表示も見当たらない。
芝生の整備をしていた作業員に「避難所はどこなんですか」と聞いてみた。その人は「ここら辺一帯だったが、今は変更になっている。あそこの入り口に表示されている」と教えてくれた。
3.11東日本大震災の時は、沢山の人が堤防のところに集まっていたとも教えてくれた。
多摩川河川敷・六郷橋一帯 |
作業員の人が指さす方へ向かった。付近で表示類を探すと、大きな看板を想定していたので見つけにくかったが、30cm×3、4m位の表示塔が立っていた。
ここは「多摩川河川敷・六郷橋一帯」とあるが廃止し、「蒲田電車区一帯」が新設されたと地図が表示されていた。地域の人は知っているだろうが、旅の人、仕事で来ている人には分かりにくいだろう。
大体どういう状況か分かったので、又上流へ戻ることにした。
私たちの避難場所は、多摩川河川敷・ガス橋一帯で、河川敷への階段下に表示塔が建っていた。特に見直しはされていないようだ。
多摩川河川敷・六郷橋一帯 は廃止し、新たに蒲田電車区 が指定されている |
六郷橋一帯は河口から7km付近で津波の危険から見直されたのだろうが、この辺は10km付近だろうか。
もう一カ所、私の住んでいる近くに池上本門寺が避難所になっている。ここだと歩いて20分ほどで、多摩川河川敷よりも近い。
ここでも良さそうだが、地域毎に避難場所が決められ、自治会、町会毎に支援物質が配られるので、どうしても多摩川河川敷に行かなければならない。
でも闇雲に避難場所に行けば言い訳ではなく、そういうときは防災無線などで徹底されるらしい。
帰って、東京・大田区のHPから避難場所の地図を開いてみた。多くの自治会、町会がひしめき合って相当混乱するだろうと想像できる。自分の所属を見つけて右往左往することになる。まずは自治会の名称を知っておくことだ。
わたしが避難する多摩川河川敷 ガス橋一帯 土手を上がれば河川敷 桜でにぎわう場所でもある |
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