官僚よ それでも「公僕」か：安倍総理は信頼しても国民は信じていないのだ

官僚の皆さん　それでも「公僕」なのですか。安倍総理は信頼していると言うが、国民は信じていないのです。そんな官僚であって良いのですか。「安倍政権を守っている」つもりでしょうが、長い役人生活でたったの４～５年ではないか。残りの年数を誰のために働いて行くのか。

自衛隊日報隠蔽工作はシビリアンコントロールに大きな疑惑を抱き、森友問題そしてまた加計問題では安倍総理の人脈のために事業拡大に多大な貢献をし今、関係官僚の信頼性が問われている。

加計学園問題で「首相案件」と備忘録に記した愛媛県役人と面会した元首相秘書官のコメントが大きく違っているのだ。

愛媛県知事の中村知事は「文書の作成をした担当者を信じている」と言えば、安倍総理は国会の予算委員会で「柳瀬元秘書官の発言は元上司として信頼している。ただ県の文書にコメントする立場にない」と発言した。

当然だろう、安倍総理がコメントすれば「否定だろう」が、また批判が高まるばかりだ。それだけ安倍総理及び安倍総理を擁護する官僚は国民から信頼されていないのだ。

安倍政権下で官僚の出世コースは官邸で安倍総理の悪巧みを推進する仕事をした連中だ。間違いなく外観では出世をしているが実情は厳しいだろう。官僚仲間だって出世した理由は知っている。仕事がうまく行くかは別物だ。

最近の良い例では、佐川さんだ。理財局長当時、森友学園への国有地格安払い下げで野党の質問の矢面に立ち「記録はない」「政治家の指示はなかった」等強気の答弁をし、国税庁長官に栄転したが国民（納税者）から大きな批判を受けていた。佐川さんにしてみれば辞任したかっただろうが、安倍官邸が許さず、最後は引責辞任した。

国会答弁では安部政権を守ったが、最後は「責任は佐川、佐川だ」と一方に責任をかぶせられ、おまけに証人喚問に出ることになった。証人喚問では例に漏れず、自分に刑事訴追の恐れがあれば拒否できるので要所要所の質問には証言拒否をし、真実の追究にはほど遠い内容だった。

佐川さんは、退職してまで安部政権を守ったのか。

３０数年の役人生活のうちでたった４～５年の安倍政権での悪巧みに組みすることで棒に振る事など情けなく思わないか。

今がチャンスだ。公平、公正な行政に反し安倍総理と組みした不祥事をばらすときではないか。官僚組織の自浄作用は、一人一人の官僚の手にかかっている。