公文書改ざん、隠蔽の「バカ」に付ける薬はあるか

財務省理財局に続き自衛隊の陸自、空自にも公文書の改ざん、隠蔽事案が出て来た。次に何が出るか、「底なし」の状況であるがテレビで誰かが「付ける薬はない」状況だと発言していたが、そういう心境も分かる。

小野寺防相は、毎日新たな隠蔽の発見公表をしているようで気の毒だが、「徹底調査」を指示したという。テレビでの小野寺防衛相の顔を見ていると「引責辞任を覚悟」しての徹底調査指示ではなかったかと思う。

一方、森友問題ではゴミ処理量について財務省から森友側に量を増やすよう要請したが、森友側は事実と異なるので拒否したと言う報道及び国会での追及があった。

これを受け、麻生財務相は「現時点で事実関係が確認出来ておらず、確認したい」」と答えたそうだが、ここまで来ても真剣さが分からない。恐らく引責辞任をせず居座り続ける姿勢の表れではないか。

新聞報道でも「民間会社では引責辞任」と言われるが麻生さんは何故か屁理屈を付けていた。

公文書改ざん、隠蔽の「バカに付ける薬」は、本当にないのか。否そうではない。「付ける薬」はあるが政権が「飲まない」だけなのだ。

薬は「安部内閣総辞職」だ。官僚の違法行為は誰のために行われるか。

自分たちの組織を守るためか、政権を守るためだ。今回は国民や組織の事を無視して安倍政権のためにやったことなのだ。長期政権になると弊害が出てくる。おまけに内閣人事局で官僚人事をコントロール出来るのだから忖度は働く。

安倍総理は「行政のトップとして責任を痛感する」と言い、「責任を持って立て直す」と言うが責任を痛感しているのであれば総辞職すべきではないか。その気がないのに「責任を感じる」では空々しい。