2018年4月24日火曜日

安倍総理、黒田総裁 もうあなた方の「期待感」の煽りに乗らないぞ!


安倍総理、黒田総裁 もうあなたの「期待感」を煽るだけには乗らないぞ!大きなことは言うが結局は達成出来ず成果は先送りされる。「日本経済再生はあなた方の口数だけある」ということにならないか。

「アベノミクスの成果を津々浦々まで」、「アベノミクスのエンジンを加速させ」とか「まず2%物価目標達成を」と言う安倍総理の言葉を聞く度に現状はどうなっているのか疑問が起きる。

安倍総理が言う経済指標の好転も私たちの実生活にはピンとこない。

国連で「バイ マイ アベノミクス」と豪語した安倍経済学も得体に知れないモノになった。正統派経済学者はこの金融政策を非伝統的金融政策をいう。海外の中央銀行も「2%物価目標」を目指し金融緩和を実施していたが目標未達でも出口戦略に向かった。


リフレ派経済学を推奨した浜田内閣府参事官も「雇用が改善したのだから良いだろう」と言い出した。

一方、黒田総裁は5年前に「2年で2%」と威勢の良いこと言い市場にカネを流し2%物価目標をたった2年で達成することに自信を示したが、6回も先送りし19年頃と言い出した。

6年も成果が出ていないのだから金融政策が間違っているのではないかと思うのだが異次元の金融緩和策を継続するのは日銀だけになった。先送りの要因を消費税増税のせいにする。

国債の大量買い入れは政府の赤字を補う財政ファイナンスとみなされるし、株の購入は官制株価と批判されている。国債の下落、株価の下落は日本経済に計り知れない苦難の道を歩ませる事になるかも知れない。

今は、消費税増税より財政出動だと世界的権威の経済学者も言う。安倍総理も経済成長優先だから耳触りは良かろう。

97兆円もの一般会計の他に景気対策で補正予算も組む。これが全て赤字なのだ。「財政再建の逃げ道」と言われている。

黒田総裁は異次元の金融緩和策も時間稼ぎ、規制緩和など成長路線の促進を訴えていた。

その規制路線も思うように行かないと思った安倍総理は戦略特区構想で規制の岩盤に穴を空けようとしたがあけてみれば森友、加計学園疑惑という安倍総理の悪友が受益者になる結果に政治が揺れている。

安倍総理、黒田総裁の言動を何処まで信用できるか。国民、市場に「期待感」を煽ってももう効き目はない。

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