2018年4月10日火曜日

官僚よ 国民に目を向けよ:安倍総理を守ってどうなるというのか


佐川さんの証人喚問は重要なところが証言拒否になり、安倍官邸も一安心と言うことなのだろうが、証言拒否は「佐川さんが関与していたこと」と思えるし、「ここで真実を言えば政権が吹っ飛ぶ危険が有り、忖度しはぐらかした」とも考えられる。

デモ、大阪地検特捜部の取り調べが始まると佐川さんはどう答えるのか。官邸筋からの申し出、指示があったと答える可能性もある。そうしなければ36年の役人生活を棒に振り、共に仕事をし今回疑惑がもたらされている仲間を裏切ることになる。有罪でもなれば履歴に記入する必要がある。

公文書偽造という犯罪行為に手を染めた理由を地検の取り調べで詳細に言及すれば少なからず政権に飛び火するはずだ。

官僚をここまで忖度させた安倍総理夫妻の存在は民主主義の根底を覆す結果になった。

安倍総理も自己責任を感じているだろうが、直ぐに引責辞任できない理由に昭恵夫人の証人喚問の危険があるからではないか。昭恵夫人は「全て総理のため」が行動基準だったのではないか。総理を辞めれば即証人喚問だろう。キーパーソンを除外しての真実追求など出来ない。

今、テレビで関係者(官僚、役人)の過去の国会での証言が繰り返し報道されているが「記憶がない」「面識はない」で野党の質問を回避しようとしている。聞いているとどうも重要人物のようだ(元理財局長の迫田さん、元首相秘書官の藤原さんら)。平静ずらして「佐川だ。佐川だ」と答えていた太田現理財局長が統括審議官(?)として公文書改ざんが問題になったとき、財務省で秘密会議を開いたメンバーだったことも明らかになった。佐川さんよりも事情を知り得た存在なのだ。

こういった重要官僚の「知らぬ存ぜぬ」が森友、加計学園疑惑の解明の障害になっている。

官僚の皆さん 安倍総理を守ってどうなるというのだ。命運はすでに尽きている。国民目線で洗いざらい膿をはき出したらどうか。気が楽になり今後の人生を考えるチャンスになるのではないか。財務省にカウンセラーを派遣して関係職員の救済をしたらどうか。


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