2019年4月4日木曜日

地検、ゴーン被告を再逮捕:被告も弁護団も自信過剰で油断し隙を見せつけ検察を挑発か


ゴーン被告を4度目の逮捕した東京地検特捜部
東京地検特捜部がゴーン被告をオマーンルート疑惑で4度目の逮捕に踏み切ったことで弁護団は地検のやり方を批判するがゴーン被告、弁護団ともども油断し、隙を見せ付けたことに対する地検の警告の意味もあったのではなかったか。

専門家は異例の措置というし、弁護団は「一連の容疑で身体を拘束する必要があったのか」と批判する。

ところが保釈中のゴーン被告を追っかけるメデイアの映像を見ていると、これが保釈中の被告の行動なのか、保釈条件にあっているのかと疑問に思わないか。

携帯を耳にあて車に歩く被告の姿、一日中弁護士事務所にいて、ネットもやっているという。これを見ると関係者と連絡を取らないという条件も疑われる。証拠隠滅の恐れがあるのだ。

また、11日には記者会見して自分の無罪を主張する。海外のメデイアも参加してほしいという。例え有罪判決が出るまでは「推定無罪」といっても記者会見はやりすぎではないか。弁護団も自分たちがついているので大丈夫と思ったとしたら自惚れも甚だしい。

「無実、無実」とメデイアを通して訴え続けることは検察にとっては好ましいことではない。これを回避しようと思っても不思議ではない。

さらにオマーンルートはゴーン被告の私物化に関することで家族にも関係する疑惑だ。家族と同居していては証拠隠滅の恐れがある。

家族が被告の命を受け、オマーンルート関係者と口裏あわせの証拠隠滅を図ることも考えられる。やっぱり逮捕してつめていく必要が地検にはあったのではないか。

無実を訴えるのであれば検察や裁判所を挑発するような行為は慎むべきだ。記者会見など「以ての外」と思うが、どうだろう。被告も弁護団も細心の注意で保釈中の身を守るべきだ。日本の司法をなめてはいけない。


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