キャロル夫人はフランスに出国して今になって何故、「求められれば日本に戻り聴取に応じる」というのか。だったら家宅捜索の時の任意聴取の求めに応じておけばよかったのではないか。拒否したことは後ろめたいことがあってのことだと誰だって思う。
8日のNHKニュース9を聞いていてキャロル夫人がパリで地元ラジオ局のインタビューで、そうこたえていたのを聞いて驚く。
日本では弁護士に相談して拒否したと新聞に出ていたが、フランスにかえって知り合いの弁護士に相談したら「応じるべきだ」とアドバイスを受けたのだろうか。
「今、夫を助けるためにフランスに来ているが彼の近くにいるため日本に帰る」というのだ。
フランスで政府にゴーン被告を助けてほしいと依頼するためだったのか。ところがフランスでもルノー本社はゴーン被告に対しては役職を解き、逆に日産と同じように不正のあぶり出しをし、検察に通報しているのだ。決して味方ではないのだ。
検察幹部も「前会長の無罪を主張するのであれば帰国せずに応じるべきだった」とコメントしているそうだ。
キャロル夫人は資金流用の疑いのある会社の代表なのだ。夫のためよりも自分が当事者なのだ。公判で事情聴取を拒否したことが取り上げられれば裁判官の心証に影響する。
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