2023年2月24日金曜日

何故、国連総会決議でロシアを容認か:「戦争犯罪」より「経済支援」優先か

 

国連総会の緊急特別会合が始まり、「戦争犯罪に対する調査、訴追」「露軍の無条件撤退」「重要インフラ、病院などへの攻撃祖記事停止」などを盛り込んだ決議案が提出される。 

ウクライナの主張ともいえるが、誰が見ても当然の要求ではないか。50か国以上が共同提案国となったこともうかがえる。しかし、過去には5回決議案が提案された。 

しかし、記憶では140数か国が賛成、反対が確か5か国、残りが棄権だったと思う。各国が賛成に回るように根回しし賛成国が数か国増えたという。 

ロシアも今まで取り残されていたアフリカ勢に触手を伸ばし、ロシア寄りの姿勢を取り付けているようだ。 

新興国は「戦争犯罪」より経済支援を優先しているのか。 

国連決議もあまり成果がないが、ロシア批判を繰り返すことに意義はあると専門家は言う。 

プーチンが始めた戦争だから止めるのもプーチン次第だが、ロシアも経済制裁を受けていると言っても影響は少ないらしい。長期戦にもっていって勝とうとプーチンは考えているようだ。しかし、これから経済制裁の効果が出てくると専門家はみている。

とくに石油や天然ガスでの制裁をくぐった闇取引がロシアの財政を助けているという。それがインドも含まれるのだ。

G20サミットはインドのベンガルールで開幕だ。インドはどういう弁解をするのか。

また、今回の戦争の落としどころが見当たらない。 

どちらかが勝つまで続ける戦争ではないだろう。政治休戦も考えられるが誰がプーチンの首に鈴をつけるか。

更にバイデンは民主主義vs専制主義の戦いと言う。確かにそうだが、ロシアなどが經濟支援する新興国は専制主義政権だ。当然にロシア支持だろう。内乱でも起これば国民を殺すことなど平気なのだ。 

解決策はロシア国民が支持するかどうかだが、プーチン82%の支持は裏があるともいう。

 

 

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